甲府市議会 > 2021-03-09 >
令和3年環境水道委員会 本文 開催日: 2021-03-09
令和3年経済建設委員会 本文 開催日: 2021-03-09

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  1. 甲府市議会 2021-03-09
    令和3年経済建設委員会 本文 開催日: 2021-03-09


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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和3年経済建設委員会 本文 2021-03-09 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 417 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯天野委員長 選択 3 : ◯天野委員長 選択 4 : ◯土橋まち整備室長 選択 5 : ◯天野委員長 選択 6 : ◯荻原委員 選択 7 : ◯天野委員長 選択 8 : ◯小田切公園緑地課長 選択 9 : ◯天野委員長 選択 10 : ◯荻原委員 選択 11 : ◯天野委員長 選択 12 : ◯中村委員 選択 13 : ◯天野委員長 選択 14 : ◯保坂都市整備課長 選択 15 : ◯天野委員長 選択 16 : ◯中村委員 選択 17 : ◯天野委員長 選択 18 : ◯川崎委員 選択 19 : ◯天野委員長 選択 20 : ◯小田切公園緑地課長 選択 21 : ◯天野委員長 選択 22 : ◯川崎委員 選択 23 : ◯天野委員長 選択 24 : ◯小田切公園緑地課長 選択 25 : ◯天野委員長 選択 26 : ◯川崎委員 選択 27 : ◯天野委員長 選択 28 : ◯望月委員 選択 29 : ◯天野委員長 選択 30 : ◯小田切公園緑地課長 選択 31 : ◯天野委員長 選択 32 : ◯望月委員 選択 33 : ◯天野委員長 選択 34 : ◯清水(英)委員 選択 35 : ◯天野委員長 選択 36 : ◯保坂都市整備課長 選択 37 : ◯天野委員長 選択 38 : ◯清水(英)委員 選択 39 : ◯天野委員長 選択 40 : ◯岡委員 選択 41 : ◯天野委員長 選択 42 : ◯小田切公園緑地課長 選択 43 : ◯天野委員長 選択 44 : ◯岡委員 選択 45 : ◯天野委員長 選択 46 : ◯天野委員長 選択 47 : ◯田中まちづくり総室長 選択 48 : ◯天野委員長 選択 49 : ◯中村委員 選択 50 : ◯天野委員長 選択 51 : ◯荻原委員 選択 52 : ◯天野委員長 選択 53 : ◯浅井住宅課長 選択 54 : ◯天野委員長 選択 55 : ◯荻原委員 選択 56 : ◯天野委員長 選択 57 : ◯天野委員長 選択 58 : ◯天野委員長 選択 59 : ◯田中まちづくり総室長 選択 60 : ◯天野委員長 選択 61 : ◯清水(英)委員 選択 62 : ◯天野委員長 選択 63 : ◯浅井住宅課長 選択 64 : ◯天野委員長 選択 65 : ◯清水(英)委員 選択 66 : ◯天野委員長 選択 67 : ◯浅井住宅課長 選択 68 : ◯天野委員長 選択 69 : ◯清水(英)委員 選択 70 : ◯天野委員長 選択 71 : ◯中村委員 選択 72 : ◯天野委員長 選択 73 : ◯天野委員長 選択 74 : ◯天野委員長 選択 75 : ◯依田市場経営室長 選択 76 : ◯天野委員長 選択 77 : ◯天野委員長 選択 78 : ◯天野委員長 選択 79 : ◯桜林農林振興室長 選択 80 : ◯天野委員長 選択 81 : ◯望月委員 選択 82 : ◯天野委員長 選択 83 : ◯桜林農林振興室長 選択 84 : ◯天野委員長 選択 85 : ◯望月委員 選択 86 : ◯天野委員長 選択 87 : ◯岡委員 選択 88 : ◯天野委員長 選択 89 : ◯桜林農林振興室長 選択 90 : ◯天野委員長 選択 91 : ◯岡委員 選択 92 : ◯天野委員長 選択 93 : ◯桜林農林振興室長 選択 94 : ◯天野委員長 選択 95 : ◯岡委員 選択 96 : ◯天野委員長 選択 97 : ◯荻原委員 選択 98 : ◯天野委員長 選択 99 : ◯桜林農林振興室長 選択 100 : ◯天野委員長 選択 101 : ◯荻原委員 選択 102 : ◯天野委員長 選択 103 : ◯桜林農林振興室長 選択 104 : ◯天野委員長 選択 105 : ◯荻原委員 選択 106 : ◯天野委員長 選択 107 : ◯天野委員長 選択 108 : ◯天野委員長 選択 109 : ◯飯田産業総室長 選択 110 : ◯天野委員長 選択 111 : ◯清水(英)委員 選択 112 : ◯天野委員長 選択 113 : ◯里吉観光商工室長 選択 114 : ◯天野委員長 選択 115 : ◯清水(英)委員 選択 116 : ◯天野委員長 選択 117 : ◯望月委員 選択 118 : ◯天野委員長 選択 119 : ◯飯田産業総室長 選択 120 : ◯天野委員長 選択 121 : ◯望月委員 選択 122 : ◯天野委員長 選択 123 : ◯飯田産業総室長 選択 124 : ◯天野委員長 選択 125 : ◯望月委員 選択 126 : ◯天野委員長 選択 127 : ◯里吉観光商工室長 選択 128 : ◯天野委員長 選択 129 : ◯望月委員 選択 130 : ◯天野委員長 選択 131 : ◯天野委員長 選択 132 : ◯天野委員長 選択 133 : ◯飯田産業総室長 選択 134 : ◯天野委員長 選択 135 : ◯天野委員長 選択 136 : ◯田中まちづくり総室長 選択 137 : ◯天野委員長 選択 138 : ◯天野委員長 選択 139 : ◯天野委員長 選択 140 : ◯坂本委員 選択 141 : ◯天野委員長 選択 142 : ◯志村区画整理課長 選択 143 : ◯天野委員長 選択 144 : ◯坂本委員 選択 145 : ◯天野委員長 選択 146 : ◯志村区画整理課長 選択 147 : ◯天野委員長 選択 148 : ◯坂本委員 選択 149 : ◯天野委員長 選択 150 : ◯志村区画整理課長 選択 151 : ◯天野委員長 選択 152 : ◯坂本委員 選択 153 : ◯天野委員長 選択 154 : ◯志村区画整理課長 選択 155 : ◯天野委員長 選択 156 : ◯坂本委員 選択 157 : ◯天野委員長 選択 158 : ◯望月委員 選択 159 : ◯天野委員長 選択 160 : ◯齊藤都市計画課長 選択 161 : ◯天野委員長 選択 162 : ◯望月委員 選択 163 : ◯天野委員長 選択 164 : ◯齊藤都市計画課長 選択 165 : ◯天野委員長 選択 166 : ◯望月委員 選択 167 : ◯天野委員長 選択 168 : ◯岡委員 選択 169 : ◯天野委員長 選択 170 : ◯浅井住宅課長 選択 171 : ◯天野委員長 選択 172 : ◯岡委員 選択 173 : ◯天野委員長 選択 174 : ◯浅井住宅課長 選択 175 : ◯天野委員長 選択 176 : ◯岡委員 選択 177 : ◯天野委員長 選択 178 : ◯浅井住宅課長 選択 179 : ◯天野委員長 選択 180 : ◯岡委員 選択 181 : ◯天野委員長 選択 182 : ◯天野委員長 選択 183 : ◯川崎委員 選択 184 : ◯天野委員長 選択 185 : ◯小田切公園緑地課長 選択 186 : ◯天野委員長 選択 187 : ◯川崎委員 選択 188 : ◯天野委員長 選択 189 : ◯小田切公園緑地課長 選択 190 : ◯天野委員長 選択 191 : ◯川崎委員 選択 192 : ◯天野委員長 選択 193 : ◯荻原委員 選択 194 : ◯天野委員長 選択 195 : ◯此田空き家対策課長 選択 196 : ◯天野委員長 選択 197 : ◯荻原委員 選択 198 : ◯天野委員長 選択 199 : ◯此田空き家対策課長 選択 200 : ◯天野委員長 選択 201 : ◯荻原委員 選択 202 : ◯天野委員長 選択 203 : ◯此田空き家対策課長 選択 204 : ◯天野委員長 選択 205 : ◯荻原委員 選択 206 : ◯天野委員長 選択 207 : ◯此田空き家対策課長 選択 208 : ◯天野委員長 選択 209 : ◯荻原委員 選択 210 : ◯天野委員長 選択 211 : ◯此田空き家対策課長 選択 212 : ◯天野委員長 選択 213 : ◯荻原委員 選択 214 : ◯天野委員長 選択 215 : ◯此田空き家対策課長 選択 216 : ◯天野委員長 選択 217 : ◯荻原委員 選択 218 : ◯天野委員長 選択 219 : ◯此田空き家対策課長 選択 220 : ◯天野委員長 選択 221 : ◯荻原委員 選択 222 : ◯天野委員長 選択 223 : ◯天野委員長 選択 224 : ◯此田空き家対策課長 選択 225 : ◯天野委員長 選択 226 : ◯荻原委員 選択 227 : ◯天野委員長 選択 228 : ◯坂本委員 選択 229 : ◯天野委員長 選択 230 : ◯里吉観光商工室長 選択 231 : ◯天野委員長 選択 232 : ◯坂本委員 選択 233 : ◯天野委員長 選択 234 : ◯依田中心街再生担当課長 選択 235 : ◯天野委員長 選択 236 : ◯坂本委員 選択 237 : ◯天野委員長 選択 238 : ◯依田中心街再生担当課長 選択 239 : ◯天野委員長 選択 240 : ◯坂本委員 選択 241 : ◯天野委員長 選択 242 : ◯依田中心街再生担当課長 選択 243 : ◯天野委員長 選択 244 : ◯坂本委員 選択 245 : ◯天野委員長 選択 246 : ◯望月委員 選択 247 : ◯天野委員長 選択 248 : ◯深井観光課長 選択 249 : ◯天野委員長 選択 250 : ◯望月委員 選択 251 : ◯天野委員長 選択 252 : ◯深井観光課長 選択 253 : ◯天野委員長 選択 254 : ◯望月委員 選択 255 : ◯天野委員長 選択 256 : ◯深井観光課長 選択 257 : ◯天野委員長 選択 258 : ◯望月委員 選択 259 : ◯天野委員長 選択 260 : ◯深井観光課長 選択 261 : ◯天野委員長 選択 262 : ◯望月委員 選択 263 : ◯天野委員長 選択 264 : ◯里吉観光商工室長 選択 265 : ◯天野委員長 選択 266 : ◯望月委員 選択 267 : ◯天野委員長 選択 268 : ◯里吉観光商工室長 選択 269 : ◯天野委員長 選択 270 : ◯望月委員 選択 271 : ◯天野委員長 選択 272 : ◯里吉観光商工室長 選択 273 : ◯天野委員長 選択 274 : ◯望月委員 選択 275 : ◯天野委員長 選択 276 : ◯里吉観光商工室長 選択 277 : ◯天野委員長 選択 278 : ◯望月委員 選択 279 : ◯天野委員長 選択 280 : ◯里吉観光商工室長 選択 281 : ◯天野委員長 選択 282 : ◯望月委員 選択 283 : ◯天野委員長 選択 284 : ◯里吉観光商工室長 選択 285 : ◯天野委員長 選択 286 : ◯望月委員 選択 287 : ◯天野委員長 選択 288 : ◯桜林農林振興室長 選択 289 : ◯天野委員長 選択 290 : ◯望月委員 選択 291 : ◯天野委員長 選択 292 : ◯桜林農林振興室長 選択 293 : ◯天野委員長 選択 294 : ◯望月委員 選択 295 : ◯天野委員長 選択 296 : ◯桜林農林振興室長 選択 297 : ◯天野委員長 選択 298 : ◯望月委員 選択 299 : ◯天野委員長 選択 300 : ◯山本就農支援課長 選択 301 : ◯天野委員長 選択 302 : ◯望月委員 選択 303 : ◯天野委員長 選択 304 : ◯山本就農支援課長 選択 305 : ◯天野委員長 選択 306 : ◯望月委員 選択 307 : ◯天野委員長 選択 308 : ◯岡委員 選択 309 : ◯天野委員長 選択 310 : ◯野呂瀬農政課長 選択 311 : ◯天野委員長 選択 312 : ◯岡委員 選択 313 : ◯天野委員長 選択 314 : ◯野呂瀬農政課長 選択 315 : ◯天野委員長 選択 316 : ◯岡委員 選択 317 : ◯天野委員長 選択 318 : ◯山本就農支援課長 選択 319 : ◯天野委員長 選択 320 : ◯岡委員 選択 321 : ◯天野委員長 選択 322 : ◯芦澤経営管理課長 選択 323 : ◯天野委員長 選択 324 : ◯岡委員 選択 325 : ◯天野委員長 選択 326 : ◯川崎委員 選択 327 : ◯天野委員長 選択 328 : ◯深井観光課長 選択 329 : ◯天野委員長 選択 330 : ◯川崎委員 選択 331 : ◯天野委員長 選択 332 : ◯深井観光課長 選択 333 : ◯天野委員長 選択 334 : ◯川崎委員 選択 335 : ◯天野委員長 選択 336 : ◯深井観光課長 選択 337 : ◯天野委員長 選択 338 : ◯川崎委員 選択 339 : ◯天野委員長 選択 340 : ◯深井観光課長 選択 341 : ◯天野委員長 選択 342 : ◯川崎委員 選択 343 : ◯天野委員長 選択 344 : ◯深井観光課長 選択 345 : ◯天野委員長 選択 346 : ◯川崎委員 選択 347 : ◯天野委員長 選択 348 : ◯深井観光課長 選択 349 : ◯天野委員長 選択 350 : ◯川崎委員 選択 351 : ◯天野委員長 選択 352 : ◯里吉観光商工室長 選択 353 : ◯天野委員長 選択 354 : ◯川崎委員 選択 355 : ◯天野委員長 選択 356 : ◯里吉観光商工室長 選択 357 : ◯天野委員長 選択 358 : ◯川崎委員 選択 359 : ◯天野委員長 選択 360 : ◯里吉観光商工室長 選択 361 : ◯天野委員長 選択 362 : ◯川崎委員 選択 363 : ◯天野委員長 選択 364 : ◯里吉観光商工室長 選択 365 : ◯天野委員長 選択 366 : ◯川崎委員 選択 367 : ◯天野委員長 選択 368 : ◯清水(英)委員 選択 369 : ◯天野委員長 選択 370 : ◯宮川雇用創生課長 選択 371 : ◯天野委員長 選択 372 : ◯清水(英)委員 選択 373 : ◯天野委員長 選択 374 : ◯宮川雇用創生課長 選択 375 : ◯天野委員長 選択 376 : ◯清水(英)委員 選択 377 : ◯天野委員長 選択 378 : ◯荻原委員 選択 379 : ◯天野委員長 選択 380 : ◯宮川雇用創生課長 選択 381 : ◯天野委員長 選択 382 : ◯荻原委員 選択 383 : ◯天野委員長 選択 384 : ◯宮川雇用創生課長 選択 385 : ◯天野委員長 選択 386 : ◯荻原委員 選択 387 : ◯天野委員長 選択 388 : ◯宮川雇用創生課長 選択 389 : ◯天野委員長 選択 390 : ◯荻原委員 選択 391 : ◯天野委員長 選択 392 : ◯宮川雇用創生課長 選択 393 : ◯天野委員長 選択 394 : ◯荻原委員 選択 395 : ◯天野委員長 選択 396 : ◯宮川雇用創生課長 選択 397 : ◯天野委員長 選択 398 : ◯荻原委員 選択 399 : ◯天野委員長 選択 400 : ◯里吉観光商工室長 選択 401 : ◯天野委員長 選択 402 : ◯荻原委員 選択 403 : ◯天野委員長 選択 404 : ◯里吉観光商工室長 選択 405 : ◯天野委員長 選択 406 : ◯荻原委員 選択 407 : ◯天野委員長 選択 408 : ◯里吉観光商工室長 選択 409 : ◯天野委員長 選択 410 : ◯清水(英)委員 選択 411 : ◯天野委員長 選択 412 : ◯坂本委員 選択 413 : ◯天野委員長 選択 414 : ◯天野委員長 選択 415 : ◯天野委員長 選択 416 : ◯天野委員長 選択 417 : ◯天野委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:            令和3年3月定例会 経済建設委員会記録 1 日   時   令和3年3月9日(火)午前9時56分 2 場   所   本庁舎10階 委員会室1 3 出席委員    委員長 天野  一   副委員長 中村 明彦               荻原 隆宏        岡  政吉               坂本 信康        望月 大輔               川崎  靖        清水 英知 4 欠席委員    なし 5 当局出席者   産業部長      志村 一彦           まちづくり部長   梅澤 賢一           リニア交通政策監  根津  豊                     ほか関係室長及び課長 6 事 務 局   政策調査担当課長  橘田 善弘
    7 議   題   第 1 議案第31号 工事請負契約の締結について   第 2 議案第37号 債権の放棄について   第 3 議案第38号 訴えの提起について   第 4 議案第20号 令和2年度甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第3号)   第 5 議案第30号 指定管理者の指定について   第 6 議案第15号 専決処分について              (令和2年度甲府市一般会計補正予算(第14号))中              当委員会所管分              第1表 歳入歳出予算補正中               歳入 第17款、第18款               歳出 第2款1項9目、第4款1項1目・5目・2項、                  第5款、第6款、第7款、第8款、第10款   第 7 議案第16号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第15号)中              当委員会所管分              第1表 歳入歳出予算補正中               歳入 第14款2項6目、第15款2項7目、                  第16款、第21款1項6目・7目               歳出 第6款、第8款              第2表 繰越明許費補正(追加)中                  建築物耐震化支援事業、和戸町竜王線整備事業、                  都市公園管理事業、住宅管理費                  繰越明許費補正(変更)              第3表 債務負担行為補正              第4表 地方債補正(変更)   第 8 閉会中継続審査中の請願について       請願第1-6号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の               採択を求める請願               紹介議員  清水 英知  木内 直子  山田  厚                     山田 弘之 2:                午前 9時56分 開 議 ◯天野委員長 ただいまから経済建設委員会を開きます。  報告事項を申し上げます。  本日の当委員会審査の議案、請願のほか、所管事項の調査について、傍聴したいとの申出がありましたので、許可いたしました。御了承願います。  以上で報告を終わります。  3月5日の本会議において当委員会に付託されました案件は、お手元に配付いたしました議題のとおりであります。その順序に従って審査を行います。  なお、本日の常任委員会は、新型コロナウイルス感染症に配慮した委員会運営を行ってまいります。  また、請願審査につきましては、所管事項調査後に行いますので、御了承願います。  この際、委員及び当局の皆様に申し上げます。  発言する際は、まず挙手の上「委員長」と呼び、指名されてから起立の上、発言されるようお願いいたします。  また、質疑及び答弁は簡潔・明瞭、重複を避け、効率的に審査等を行う中で、スムーズな委員会運営に御協力をお願いいたします。  なお、当局職員におかれましては、必要最小限の人員とし、極力係長職の職員については自席へ戻るよう御指示をお願いします。  それでは、最初に、所管事項の調査について、各委員より質問内容を聴取いたします。  所管事項について質問のある部等がありましたら、最初に申出をすることになっておりますので、挙手をお願いいたします。  申出の際には、新型コロナウイルス感染症に配慮した委員会運営のため、当局の出席は可能な限り最小限にとどめることから、所管事項の担当部及び課名、もしくは、可能な限り詳細に調査内容につきまして御発言をお願いいたします。  本日の所管事項の調査は、まちづくり部、産業部、農業委員会の順に行います。                  (質問内容を聴取) 3: ◯天野委員長 ここで、議案審査に関わります部及び所管事項調査に該当する部以外の皆様にはお引取り願います。御苦労さまでした。  なお、所管事項調査を行う際には改めてお呼びいたしますので、それまで自席にて待機くださいますようお願いいたします。  それでは、これより審査を行います。  最初に、議案第31号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  土橋まち整備室長。 4: ◯土橋まち整備室長 おはようございます。よろしくお願いいたします。  それでは、議案第31号 工事請負契約の締結について説明させていただきます。  議案目録(その1)303ページをお開きください。併せて、別途お配りしましたA3判横の議案第31号資料も御参照ください。  この議案第31号は、遊亀公園第1期開園部整備工事に関わります工事請負契約の締結についてであります。  まず、契約の目的は、遊亀公園第1期開園部整備工事(余指)であります。  次に、契約金額は1億8,810万円、契約方法は一般競争入札で、低価格競争による品質低下や談合などの防止のため、入札金額だけでなく提案内容なども評価する総合評価落札方式であります。  工期は、議会議決日の翌日から令和4年6月30日までであります。  契約の相手方につきましては、議案中段にお示ししたとおりであります。  提案理由は、この請負契約を締結するにつきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を必要とするものであります。  続きまして、工事概要を説明させていただきます。  別紙A3横の議案第31号資料を御覧ください。  工事場所は甲府市太田町地内、遊亀公園であります。赤色の箇所は、今回第1期として工事を行う区域でございます。  工事概要としましては、樹木の伐採、剪定、土壌改良などとともに、側溝整備など園路を再整備し、透水性舗装を施工いたします。ほかに遊具施設11基、パーゴラ1基、ベンチ27基、トイレ1基なども整備いたします。  以上で遊亀公園第1期開園部整備工事に関する説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 5: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  荻原委員。 6: ◯荻原委員 私が確認するまでもなく、大丈夫だと思うんだけど、工事に入って、営業は当然通常どおりで、動物も大丈夫だろうと思うし、来園者の安全確保も問題ないとは思うんですけど、念のため、その確認をしたいと思います。  というのは、我が会派で、昔、鹿児島県鹿児島市の平川動物園を視察したことがありまして、あそこは物すごい時間をかけて、その代わり動物に対してもすごい保護をしながら、来園者の利便性も図りながら、ただ時間だけかかっちゃったと、こういうところなんですけども、やっぱり動物のこと、来園者のこと、その影響をできるだけ抑えながらやっていくということだろうと思うんですけど、念のため、その辺の考え方と方針だけ教えてください。 7: ◯天野委員長 小田切公園緑地課長。 8: ◯小田切公園緑地課長 来年度早々から公園の部分の工事にかかっていくわけですけれども、これにつきましては、赤く塗られている部分が施工範囲なんですが、これ以上に、仮囲いを設置するとか、あるいはそれに対する誘導員を設置するとか、そして、利用者の安全を担保するために、そこに入ってくる搬入路につきましては県道のほうから入ってくるといった対策を行っております。また、動物につきましてもできるだけ配慮するような、そういったことを行いながら工事のほうを進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 9: ◯天野委員長 荻原委員。 10: ◯荻原委員 了解です。 11: ◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。  中村委員。 12: ◯中村委員 説明された中で、契約の目的という中の括弧の「余指」というのは、あまりその表現を聞いたことがないので説明をしていただければありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 13: ◯天野委員長 保坂都市整備課長。 14: ◯保坂都市整備課長 「余指」について説明いたします。  「余指」とは余裕期間制度発注者指定方式の略でございます。この制度は、現場技術者等の不足により、不足に対応するためにこういう制度が作られたということでございます。通常の工事におきましては、契約日の翌日、翌々日から工事着手となりますので、現場代理人等が現場に常駐しなければなりません。しかし、この制度を適用すれば、契約日の翌日から60日以内に発注者が設定する工事開始日までの間は現場代理人の配置が不要となるために、ほかの工事に従事することも可能となります。今回は工事開始日を連休明けの5月7日に設定いたしましたので、5月6日までは、他の工事の担当をしていてもよいこととなります。  このように柔軟な工期の設定を通じて、受注者が、建設資材等の調達など、準備に必要な期間を確保することで、発注者が余裕を持って施工体制を整えられることから、今回、試行的に適用することとして、余裕期間制度の対象工事であることが分かるように、工事名の末尾に「余指」と記載したところであります。  以上でございます。 15: ◯天野委員長 中村委員、よろしいですか。 16: ◯中村委員 はい、大丈夫です。 17: ◯天野委員長 ほかにございませんか。  川崎委員。 18: ◯川崎委員 よろしくお願いします。  先ほど説明がございましたところで、私が令和2年9月定例会本会議で一般質問させていただいた石碑等が公園内に幾つかあるんですけども、それがこの施工範囲の中にあるのか、それと移動するというお話でしたので、どこへ移動する予定になっているか教えていただきたいです。 19: ◯天野委員長 小田切公園緑地課長。 20: ◯小田切公園緑地課長 先日の本会議で川崎委員から質問された案件につきましては命の水のことだと思われますが、それ以外の石碑等につきましては、今回の工事の中では特に支障となりませんので、安全を確保する中で保存に努めていきたいと考えております。  以上でございます。 21: ◯天野委員長 川崎委員。 22: ◯川崎委員 すみません、ちょっと説明不足で。私の、その命の水と言ったところはちょっとここから外れてはいるんですが、それも含めまして移動をお考えということですけど、そちらの移動する場所というのはもう決定したんでしょうか。 23: ◯天野委員長 小田切公園緑地課長。 24: ◯小田切公園緑地課長 今回の施工をする場所以外の石碑につきましては、今後、設計する中で、その処理については検討していきたいと考えております。
     以上でございます。 25: ◯天野委員長 川崎委員。 26: ◯川崎委員 大事な石碑ですから、皆さんに分かりやすいところにぜひお願いします。  以上です。 27: ◯天野委員長 ほかにありませんか。  望月委員。 28: ◯望月委員 今回、第1期工事ということで、今年5月から始める予定とお伺いをさせていただきました。今回の工事は一番西側から始めるような形になると思うんですけれども、公園部分でありますので、動物園にはかかっていないと思うんですけれども、実際、公園部分ですので、逆に言えば、子どもたち以外にも、やっぱり地元の方々なんかも、公園部分として今まで活用されてきた方、愛されてきた方は多く市民としていらっしゃると思うんです。子どもの遊べる場所を年代別にアンケートを取って造ったりするということもお伺いはしているんですけれども、散歩やラジオ体操、いろいろ朝から使っている方々がいらっしゃいますので、そういった地元の方々にもぜひ丁寧に説明をしていただいて、いろいろ御意見も入れていただきたいと思うんですけども、これからも、またそういった話というのは、引き続き続けていただくという理解でよろしいでしょうか。 29: ◯天野委員長 小田切公園緑地課長。 30: ◯小田切公園緑地課長 そのとおりでございます。今後につきましても、地域の方々、協議とか、打合せとか、そういったものもございますので、そのときには丁寧に説明してまいりたいと思います。また、そのとき出た意見・要望につきましても検討させていただきながら、事業を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 31: ◯天野委員長 望月委員。 32: ◯望月委員 100年続いた動物園、公園でありますので、従来、地元の方々がボランティアをしながらいろいろ企画したり、あとは応援団も作って若い人たちが頑張っていらっしゃるということもありますので、ぜひそういったお声も聞いていただきながら、第1期の部分でありますけれども、すばらしい工事を進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。 33: ◯天野委員長 ほかにございますか。  清水(英)委員。 34: ◯清水(英)委員 基本的なことですけれども、一般競争入札ということで、入札のあった社の数と、総合評価でこちらとの契約に至った、評価されたポイント、概要を教えてください。 35: ◯天野委員長 保坂都市整備課長。 36: ◯保坂都市整備課長 今回の入札に関しましては、建設業者1社の指名になっております。1社が手を挙げたと。提案の内容を評価する総合評価落札方式を採っておりまして、その提案の内容につきましては、利用者の利便性に配慮した安全対策を重視した提案内容等がありまして、例えば、工事現場等の仮囲いをして利用者の安全を確保する等の提案内容を評価した結果となっております。  以上でございます。 37: ◯天野委員長 清水(英)委員。 38: ◯清水(英)委員 分かりました。  以上です。 39: ◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。  岡委員。 40: ◯岡委員 遊亀公園附属動物園の中に池がありますよね。あの池はどんな改修をしていくんでしょうか。 41: ◯天野委員長 小田切公園緑地課長。 42: ◯小田切公園緑地課長 池の改修につきましては甲府市遊亀公園・附属動物園整備計画の中にお示ししているとおりでございます。今後につきましては、その規模だとか作業方法等、今後、設計の中で検討していきたいと考えております。  以上でございます。 43: ◯天野委員長 岡委員。 44: ◯岡委員 今後、池をどのようにしていくかということであれば、あの池は、甲府地区広域行政事務組合消防本部の中では指定水利になっているんですよ。指定水利になっているんですけども、遊亀公園附属動物園の東側は消火栓が1基あるんですよ。しかし東側は非常に住宅の密集地になっていまして、そういうことで、あの池は甲府地区広域行政事務組合消防本部の指定水利になっている、もう昔から。  そんなことで、何か聞くところによると、湯田地区の消防団も非常に気になっているということで私にも話がありました。まだしっかりしたことが決まってないので、決まる前に話をしていきましょうということで、この整備計画も、全部終わるのが令和4年の6月30日という状態だそうですね。それまでの中で、この池は改修していくと思うんですけども、そんなことを頭に入れていただきながら、消防本部と、警防課と詰めていただければありがたいと思いますし、湯田地区の消防団にも説明をしていただければありがたいと思います。  一応、そこを使うというだけなのですが、指定水利になっているということは、これはちょっと整備に影響が出ますので、よろしくひとつお願いしたいと思います。 45: ◯天野委員長 ほかはよろしいでしょうか。  以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 46: ◯天野委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第37号 債権の放棄についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  田中まちづくり総室長。 47: ◯田中まちづくり総室長 それでは、よろしくお願いいたします。  議案目録(その2)315ページをお開きください。  議案第37号 債権の放棄について御説明いたします。  市営住宅使用料につきましては、私法上の債権であることから、平成25年度に甲府市市営住宅使用料不納欠損処分基準を策定し、債権の合理的かつ適切な管理を行っているところであります。  本議案は、不納欠損処分基準に基づき、市営住宅の退去後5年を経過、もしくは判決確定後10年を経過し、本人及び連帯保証人が死亡または所在不明もしくは無資力であり、回収を見込めない8件、498万430円の市営住宅使用料について、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、議会の議決を得て債権を放棄するものであります。  続きまして、債権の放棄の相手方につきまして御説明いたします。  1件目の相手方につきましては、判決確定後10年以上経過し、本人は高齢、無資力で、連帯保証人は死亡しており、債権を回収できる見込みがないため、23万2,270円の債権を放棄するものであります。  2件目の相手方につきましては、判決確定後10年以上経過し、本人は高齢、無資力で、連帯保証人は死亡しており、債権を回収できる見込みがないため、126万6,310円の債権を放棄するものであります。  3件目の相手方につきましては、退去後5年以上経過し、本人は高齢、無資力で、連帯保証人が死亡しており、債権を回収できる見込みがないため、67万4,200円の債権を放棄するものであります。  4件目の相手方につきましては、判決確定後10年以上経過し、本人及び連帯保証人が死亡しており、債権を回収できる見込みがないため、25万5,560円の債権を放棄するものであります。  5件目の相手方につきましては、判決確定後10年以上経過し、本人及び連帯保証人が所在不明で、債権を回収できる見込みがないため、30万5,180円の債権を放棄するものであります。  6件目の相手方につきましては、退去後5年以上経過し、本人及び連帯保証人が共に高齢、無資力であり、債権を回収できる見込みがないため、20万7,900円の債権を放棄するものであります。  7件目の相手方につきましては、判決確定後10年以上経過し、本人は無資力で、連帯保証人は死亡しており、債権を回収できる見込みがないため、68万5,750円の債権を放棄するものであります。  最後、8件目の相手方につきましては、判決確定後10年以上経過し、本人及び連帯保証人が死亡しており、債権を回収できる見込みがないため、135万3,260円の債権を放棄するものであります。  以上で説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 48: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  中村委員。 49: ◯中村委員 今回、債権を放棄するという500万円ほどの金額が出ておりますけれども、状況によってお支払いができない、そういう方も、今の時代、多くなってきております。また、高齢化して市営住宅使用料が払えないということもあるとは思いますが、この中で100万円を超える方が2人いるということで、今後、こういう事例も多々出てくると思いますが、公共住宅に住む方々の平等性という点からも、家賃を払っていただける方、しっかりと払っている方、大変な中でも払っている方もいらっしゃいますので、回収についてはしっかり今後やっていただいて、こういう多額な債権放棄が今後出ないように、ぜひよろしくお願いをしたいと思います。  これは要望です。 50: ◯天野委員長 荻原委員。 51: ◯荻原委員 いろいろ事情を今伺って、私もこういう状況であれば、放棄は妥当な判断で、もちろん仕方ないと思っています。今、中村副委員長が言われたように、公平性ということも大事なことなので、アプローチできるところはアプローチが必要になってくると。  それで、ちょっと気になったのが、本人と連帯保証人が連絡が取れない、これは5番目の方ですか、判決が出て、もう退去されて、もちろんどこかへ行かれてしまってということだと思うんだけど、例えば退去するときに連絡先を確認したり、当然、退去するから払わなくていいと、そのときになっているわけじゃないですよね。その辺はしっかり何かやっていたんでしょうか。 52: ◯天野委員長 浅井住宅課長。 53: ◯浅井住宅課長 5番目の方におかれましては、本人と連帯保証人、共に外国の方でございます。退去の手続をせぬまま外国のほうに行かれてしまいましたので、こちらのほうは、もう追うことはできないという、そういうような形になっております。  以上でございます。 54: ◯天野委員長 荻原委員。 55: ◯荻原委員 事情はよく理解できました。これはもうやむを得ない話でありまして、今、話を聞くと、皆さんも大変な状況ですから、本当にこれはやむを得ないなと、もちろん賛成ということで質疑を終わります。 56: ◯天野委員長 ほかに質疑はありますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 57: ◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 58: ◯天野委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第38号 訴えの提起についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  田中まちづくり総室長。 59: ◯田中まちづくり総室長 それでは、議案目録(その2)317ページをお開きください。  議案第38号 訴えの提起について御説明いたします。  今回の訴えの提起は、市営住宅の明渡し及び滞納家賃等の支払いを請求するため、和解を含む訴訟を1件提起するものであります。  訴えの提起の相手方につきましては、昨年度末にも訴訟の対象者として検討いたしましたが、来庁し、今後の納付を約束したことから、訴えの提起は一旦保留とさせていただきました。しかし、その約束をすぐに破り、以降、再三にわたり催告を行ってまいりましたが、納付の約束を守らず、滞納解消の見込みはない状況にあります。  以上のことから、甲府市市営住宅使用料滞納整理方針第7条の法的措置対象者である家賃の滞納月額6か月以上または滞納家賃15万円超過に該当する訴訟対象者といたしました。  訴えの提起及び和解に関する取扱いにつきましては、滞納全額の納付または一定額以上の納付に加え、滞納家賃等の分割納付等により完納する旨の申出があり、その履行が見込まれるときにあっては和解するものとし、また、一審判決の結果、必要があるときには上訴するものといたします。  なお、市営住宅の明渡し及び滞納家賃等の支払いを求める訴訟を提起し、または滞納家賃等の完納が見込まれるときにあって和解するについては、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を必要とするものであります。  以上で説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 60: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  清水(英)委員。 61: ◯清水(英)委員 よろしくお願いします。  最初に、この相手方の方ですけれども、こちらにある市営住宅に現在も居住されているということでよろしいでしょうか。 62: ◯天野委員長 浅井住宅課長。 63: ◯浅井住宅課長 今回の、この方におきましては、まだ現在、そこの住宅にお住まいになっている方でございます。  以上でございます。 64: ◯天野委員長 清水(英)委員。 65: ◯清水(英)委員 じゃあ、今も住んでいらっしゃるということですね。  先ほどの議案第37号での御説明でもそうでしたけれども、市営住宅の入居の要件からすれば、例えば無資力、経済的な困難を抱えていらっしゃったり、高齢だったりということが何となく想像ができるわけですけれども、その経済的な困難があるのか否か、あるいはそういったところに本市としてどのような支援ができるのか。つまり、住宅課以外のところから、例えば福祉保健部、あるいは税務担当の方たちなどから、こちらの方には働きかけというのはされていらっしゃるんでしょうか。
    66: ◯天野委員長 浅井住宅課長。 67: ◯浅井住宅課長 この方におかれましては、仕事もされているということもございます。そのような中で、コロナ禍の仕事減があるのであれば、生活福祉課の窓口に伺うようにというお話も御案内をさせていただいているところでございます。その中で、この方につきましては相談も行かなくて、このような状態になってしまっているというようなところでございます。  以上でございます。 68: ◯天野委員長 清水(英)委員。 69: ◯清水(英)委員 もちろん御本人の個人情報のこともあるので、ここで言えること、言えないこともございますけれども、こちらに実際に住んでいらっしゃる方への対応ということで、慎重に、また親身に、こちらの方の事情に沿った懇切丁寧な対応を求めます。  以上です。 70: ◯天野委員長 ほかに質疑はありますか。  中村委員。 71: ◯中村委員 先ほど説明をお聞きいたしました。今、清水(英)委員への説明も聞いたんですが、この里吉団地の特別市営住宅というのは、これは年収上限がないという部屋の認識でよろしいでしょうか。                 (「大里」と呼ぶ者あり)  大里か。里吉と間違えました。すみません、間違えました。里吉だと思いました。  以上、大丈夫です。 72: ◯天野委員長 ほかはございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 73: ◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 74: ◯天野委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第20号 令和2年度甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  依田市場経営室長。 75: ◯依田市場経営室長 よろしくお願いいたします。  それでは、議案第20号 令和2年度甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第3号)について御説明させていただきます。  この補正予算につきましては、今年度、本事業会計を公認会計士と共に地方公営企業会計制度の改正等に基づき検証を行い、一般会計からの繰入額の会計処理、受贈財産に関する会計処理、国庫補助金返還の会計処理の3点につきまして、適正な会計処理とするため、所要の訂正を行うとともに、消費税更正による還付金につきまして計上するものであります。  議案目録(その1)126ページ、(3)会計処理の訂正を御覧ください。  今回の補正に伴う会計処理全般に係る注記であります。この内容に沿って説明をさせていただくとともに、今回の補正予算と今年度末の資産・負債を表す貸借対照表との関係を示した資料としまして、甲府市地方卸売市場事業会計補正予算概要を配付いたしましたので、併せて御覧いただけますようお願いいたします。  初めに、アの一般会計からの繰入額の会計処理の訂正です。補正予算概要では1から6が該当いたします。  新たな地方公営企業会計制度においては、建設改良に充てた企業債の償還元金への一般会計からの繰入金を、毎年度、繰延収益・長期前受金として負債に計上した上で、毎年度、減価償却見合い分を長期前受金戻入として順次収益化し、減価償却費の財源として整理することとされました。しかし、本会計では従前どおり資本金として整理してきたため、新会計制度導入の平成26年度に遡り、所要の訂正を行うものであります。  訂正の内容としましては、平成26年度から補正予算の概要1の資本金に計上していた1億633万円を補正予算の概要2の長期前受金・一般会計補助金長期前受金に振り替えるものであります。  それに伴って、減価償却費の財源として収益化すべき減価償却見合い分としまして、過年度分(平成26年度から令和元年度)の1億622万7,000円は、補正予算概要3の特別利益・過年度損益修正益に追加し、補正予算概要4の繰延収益・長期前受金収益化累計額を同額増加するものであります。また、当年度分の1,681万7,000円は、補正予算概要5の営業外収益・長期前受金戻入に追加し、補正予算概要6の長期前受金収益化累計額・一般会計補助金長期前受金収益化累計額を同額増加するものであります。  次に、イの受贈財産に関する会計処理の訂正です。補正予算概要では7から12が該当いたします。  新たな地方公営企業会計制度においては、剰余金・資本剰余金・受贈財産評価額に整理している資産の源泉のうち、償却資産における源泉については、繰延収益・長期前受金として負債に計上した上で、毎年度、減価償却見合い分を長期前受金戻入として順次収益化し、減価償却費の財源として整理することとされました。しかし、本会計では剰余金・資本剰余金に計上したまま収益化の処理をしておらず、対象である受贈財産は減価償却されていなかったことから、所要の訂正を行うものであります。  訂正の内容としまして、補正予算概要7の剰余金・資本剰余金・受贈財産評価額に計上していた640万円を補正予算概要8の長期前受金・受贈財産評価額長期前受金に振り替えます。それに伴って、減価償却見合い分の収益化としまして608万円を補正予算概要9の特別利益・過年度損益修正益に追加し、補正予算概要10の長期前受金収益化累計額・受贈財産評価額長期前受金収益化累計額に同額増加させるものであります。  また、対象資産の減価償却費として608万円を補正予算概要11の特別損失・過年度損益修正損に追加し、補正予算概要12の建物・減価償却累計額に同額増加するものであります。  続きまして、127ページ、ウの国庫補助金返還の会計処理の訂正です。補正予算概要では13と14が該当いたします。  場外公有地を利活用するに当たり、旧管理事務所等の用途廃止に伴う国庫補助金の返還時において、返還以前に行った収益化額の取消しを行わず、長期前受金国県補助金長期前受金を減額していたことから、所要の訂正を行うものであります。  訂正の内容としましては、収益化額の取消し分582万2,000円を補正予算概要13の特別損失・過年度損益修正損に追加し、補正予算概要14の長期前受金・国県補助金長期前受金に同額増加するものであります。  続きまして、(4)特別利益過年度損益修正益の内訳、ウの平成26年度から平成30年度までの消費税更正による還付額です。補正予算概要では15と16が該当いたします。  こちらにつきましては、先にお手元に配付いたしました甲府市地方卸売市場事業会計における消費税等の更正についてにより、経過等の概要を御説明させていただきます。  昨年度、下水道事業会計を対象としました包括外部監査において、消費税の算出過程で税率に誤りがあることが判明し、市場事業会計においても確認を行ったところ、平成26年度から平成30年度までの申告内容に一部同様な誤りがあり、本来より多くの消費税等を納めていることが判明いたしました。  このことから、昨年10月までに、甲府税務署に対し平成26年度から平成30年度までの更正の請求を行い、還付金額合計234万2,538円が12月までに還付されました。  今後はこのようなことがないよう、より細心の注意を払うとともに、他の企業会計との連携に努めながら職務を果たしてまいります。  補正内容としましては、還付金額234万2,000円を補正予算概要15の特別利益・過年度損益修正益に追加計上するものであります。  117ページにお戻りいただきたいと思います。  補正予定額等について御説明させていただきます。  第2条収益的収入及び支出の補正予定額についてでございます。  まず、収入であります。  第1款市場事業収益、第2項営業外収益につきましては、一般会計からの繰入額の会計処理の訂正のうち、当年度分の減価償却見合い分収益化額1,681万7,000円を増額補正するものであります。  第3項特別利益につきましては、一般会計からの繰入額の会計処理の訂正のうち、過年度分の減価償却見合い分収益化額1億622万7,000円及び受贈財産に関する会計処理の訂正608万円、並びに消費税更正に伴う還付金234万2,000円の合計1億1,464万9,000円を増額補正するものであります。  次に、支出であります。  第1款市場事業費用、第3項特別損失につきましては、受贈財産に関する会計処理の訂正として608万円及び国庫補助金返還の会計処理の訂正として582万2,000円の合計1,190万2,000円を増額補正するものであります。  次に、第3条資本的収入及び支出の補正予定額でございます。一般会計からの繰入額の会計処理の訂正に伴い、第1款資本的収入、第1項出資金を第3項補助金の収入に改めるための補正であります。  第4条他会計からの補助金につきましては、第3条において増額しました額1,477万8,000円を当初予算に加え、改めるものであります。  119ページ以降につきましては、予算の補正に伴う補正予算実施計画、予定キャッシュ・フロー計算書、予定貸借対照表、注記をお示ししております。  以上、甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 76: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 77: ◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 78: ◯天野委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第30号 指定管理者の指定についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  桜林農林振興室長。 79: ◯桜林農林振興室長 よろしくお願いします。  議案第30号 指定管理者の指定につきまして御説明させていただきます。  議案目録(その1)301ページになります。御覧いただきたいと思います。併せて、お手元に配付させていただきました資料も御覧いただきたいと思います。  本市の公の施設であります甲府市創作の森おびなにつきましては、平成30年から指定管理者制度を導入しておりますが、平成30年4月からの指定期間が今年度末をもちまして満了となります。このことから、このたび、甲府市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例及び甲府市公の施設に係る指定管理者の候補者選定委員会設置要綱の規定に従いまして、選定委員会を設置し、候補者を選定することといたしました。  選定委員会の委員には、甲府市創作の森おびなは、豊かな自然を活用し、創作活動及び自然体験の場を提供すること等により、交流人口の増加を図るとともに地域の振興ができる施設であることから、その所在地の隣接連合会である相川地区自治会連合会会長及び能泉地区自治会連合会会長の2名の外部委員を含む5名の委員を選任いたしました。  指定管理者の候補者の選定基準や、その選定について審議を行い、帯那地域活性化推進協議会を指定管理者の候補者として選定したところでございます。  なお、候補者の選定に当たりましては、甲府市創作の森おびなの設置目的などから、甲府市指定管理者選定方針に基づき、指定管理者を公募せずに選定することが求められる、地域の振興に資する事業を展開し、地域の活性化を図ることを目的とする施設に該当するため、非公募としたところであります。  候補者選定の経過でありますが、帯那地域活性化推進協議会から提出された指定管理者指定申請書の事業計画等について、甲府市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例第4条の選定基準に照らしまして審査をした結果、施設の有効活用、サービスの向上、さらには管理に係る経費の縮減等が見込まれたことから、帯那地域活性化推進協議会を指定管理者の候補者として選定するに至ったものであります。  当該団体を指定管理者として指定することにつきましては、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を必要とするため、ここに提案するものでございます。  なお、指定の期間につきましては、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間となります。  以上で説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 80: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  望月委員。 81: ◯望月委員 よろしくお願いします。  創作の森おびなということで、南北地域の振興の1つとして地方創生交付金を今まで使われてこられて、いろいろデザインも新しくしたりして進めてこられたと思います。その中で、帯那地域活性化推進協議会を指定管理者としてこれまでやってこられたと思うんですけども、甲府市南北地域おこし協力隊についても、この協議会の中で支援機関として設置しているところですけども、まずその確認と、これまでの創作の森おびなにおいての実績状況、甲府市南北地域おこし協力隊に関わる部分で構いませんのでお願いしたいと思います。 82: ◯天野委員長 桜林農林振興室長。 83: ◯桜林農林振興室長 帯那地域活性化推進協議会におきまして、平成31年3月1日から令和2年4月30日までになりますが、甲府市南北地域おこし協力隊の隊員が活動しておりました。  地域活性化活動といたしましては、SNSによる帯那地域の情報発信ですとか、創作の森おびなで行います、染色作家を招いての、草木染めといいますか、染色体験イベントの開催ですとか、FMFujiに出演して情報発信するですとか、そういった活動をしております。  地域の行事活動におきましても、道祖神祭りのお手伝いですとか、千代田湖清掃への参加、菜の花祭り、脚気石神社祭りの手伝い等を行ってきたという報告を受けております。  以上です。 84: ◯天野委員長 望月委員。 85: ◯望月委員 実績というか、活動内容を教えていただいたんですけども、概要の中に、都市住民との交流を視野に入れた地域開発と入っているんですけども、甲府市南北地域おこし協力隊の支援機関としての役割みたいなものがその業務の中に入っていなかったのがちょっと残念かなというのがあります。  今定例会本会議でも触れたように、農林業だけじゃなくても、地域おこし、まちおこし、あるいは観光のPR等々でも活躍していただけるような甲府市南北地域おこし協力隊でありますので、ぜひその辺も触れていただければと思います。  そういった意味でも、この議案自体に反対するものでは当然ありませんので、これはこれで、地元の方々をしっかり動かしていただくというか、指定管理者として活躍をしていただきたいんですけども、甲府市としての連携も含めて、帯那地区の活性化、あるいは移住・定住につながるような、地方・都市住民との交流等々も含めて、ぜひ力を入れていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上、要望です。 86: ◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。  岡委員。 87: ◯岡委員 この選定委員に、今の2地区の、相川地区、それから能泉地区の自治会長さんたちも入って、よく内容が分かっていると思うんですけれども、特に専門的な部分の中で、緑、言うなれば水の保有林が一番多い場所だと思うんですよ。それで、そういう森林関係の専門家が入っていますでしょうか。 88: ◯天野委員長 桜林農林振興室長。 89: ◯桜林農林振興室長 全体を見る中で、もちろん水源林の件もございますが、活性化という意味で選定させていただきましたので、選定委員の中には事情の分かる近隣の自治会関係者をお願いしたところでございます。
     以上です。 90: ◯天野委員長 岡委員。 91: ◯岡委員 非常に大切な地域でありますので、甲府でも一番大切な森林関係については、保有林という、水をしっかりとため込む場所ですので、どんなふうに帯那地区をうまく活用していくかということが一番の問題だと思うんですよね。そういうところを荒らされたりいろいろすると、これは大変な問題でして、あそこは全部、川が3本入っていますので、そんなことも含めて、地域の皆さんだからいいだろうということでなくて、これ、市長の特定の選定委員であり、8,200円か8,900円までの手当てもついているので、その辺のところをしっかりと、専門家1人くらい入れて、そして保有林をしっかり守っていけるような、そういう選定委員にしていただきたい。これは要望です。  終わります。 92: ◯天野委員長 桜林農林振興室長。 93: ◯桜林農林振興室長 十分理解させていただきました。帯那地域活性化推進協議会の中におきましては、本市が委託しています監視員、森林における、林道も含めてですけど、そういった方もおいでになるので、そういった活動についてもまた御理解いただきたいと思います。 94: ◯天野委員長 岡委員。 95: ◯岡委員 分かりました。地域の皆さんが多く入っているし、また行政の専門家が入っていると思いますけども、言うなれば、一般的にそういうことに詳しい専門家、大学の講師とか、そういう方をお一人くらいは入れて、ノウハウを皆さんで聞いて勉強することが必要じゃないかと、そういうことを言っているんですよ。よろしくひとつ。  終わります。 96: ◯天野委員長 ほかに質疑はありますか。  荻原委員。 97: ◯荻原委員 よろしくお願いいたします。  今まで御説明いただいて、内容は大体理解はできました。この間までは3年間で、今回5年間に延びたということですね。私はやはり、これ、延びたことはよかったと思っています。というのは、指定管理者になった方が長期的に何か計画を立てて事業をやっていくと、3年間だと、せっかく育てたら終わっちゃったなんていうことでは困るので、という理解でいいんでしょうかね。この自主事業というのも指定管理を行う範囲にあるんですけど、そんな趣旨で今回は5年間にしたと、こんな理解でよろしいですかね。 98: ◯天野委員長 桜林農林振興室長。 99: ◯桜林農林振興室長 この施設でございますが、平成30年にできたばかりということで、当初、収入ですとか、使用率ですとか、そういったものが手探りの状況でした。それで最初は3年間ということでしたが、大分慣れてきたということもあると思いますので、5年間という形を取らせていただきました。  以上です。 100: ◯天野委員長 荻原委員。 101: ◯荻原委員 これは最近の傾向だけど、都会の方は密を避けて出かけたいということで、別のあるキャンプ場の方に聞いたら、満員御礼で予約をさばき切れないというんですね。なので、そういう意味では、この今の時代、こういう密を避けるような中でゆっくりしてもらうと、非常に伸びていく可能性があるんじゃないかなと期待しているところです。  一番期待するのは、自主事業でやっぱり面白いことをいろいろやっていくということだと思うんですね。施設を単に運営していくだけだったら、普通に委託して、それで終わりでいいのかなと思います。だから、今、岡委員が言われたように、例えば専門家の方がいろいろな形で工夫をしてさらに伸ばしていくとか、そういうことも必要だと思うし、これ、例えば自主事業をやって指定管理者がかなり収益を上げましたと、あまりそういうことをやると、今度、指定管理料を下げたり、そこは全部市が持っていっちゃうと言うとおかしいけど、それはどんなふうになっているんですか。 102: ◯天野委員長 桜林農林振興室長。 103: ◯桜林農林振興室長 基本的に上限があります。後でまた債務負担行為等もございますが、毎年毎年、年度協定を結びます。そのときに1年間の指定管理料という形になります。もちろん上限はございますが、そういった形で、前年度、過去の実績等を考慮しながらという形になります。  以上です。 104: ◯天野委員長 荻原委員。 105: ◯荻原委員 じゃあ、これは要望で、一般論だけども、指定管理者でよく聞くのが、自分のところでいろいろ工夫をして頑張って収益を上げて、本当はそのプールしたお金をまた次の事業でさらにいいものを作っていきたいと、だけど、あんまりやるとみんな市のほうに持っていかれてしまうと、一般論で、そういう話を聞くことがありますから、できれば、施設を伸ばしていくためには、ある程度、そういうところも配慮して運営していっていただきたいなと、そんなことを要望として終わります。  以上です。 106: ◯天野委員長 ほかにありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 107: ◯天野委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 108: ◯天野委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第15号 専決処分について(令和2年度甲府市一般会計補正予算(第14号))中当委員会所管分を議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  飯田産業総室長。 109: ◯飯田産業総室長 それでは、議案目録(その1)議案第15号 専決処分について(令和2年度甲府市一般会計補正予算(第14号))につきまして御説明申し上げます。  議案目録(その1)の1ページをお開きください。  議案第15号の専決処分についてでありますが、地方自治法第179条第1項の規定によりまして、令和2年度甲府市一般会計補正予算を専決処分いたしましたので、これを議会に報告し、承認を求めるものでございます。  2ページをお開きください。  産業部に係ります専決処分の理由でありますが、ふるさと甲府応援寄附金の寄附額が見込みを上回ったことによる返礼品やその送付等に要する経費及びがんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーン第2弾における事業費が見込額を上回ったことによるポイント還元分の経費を追加するにつきましては、甲府市一般会計補正予算の補正を必要とするものでありますが、市議会を招集する時間的余裕がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定により、専決処分を行ったものであります。  次に、補正の内容でありますが、12ページ、13ページをお開きください。  まず、歳入につきまして御説明申し上げます。  17款1項1目総務費寄附金2節総務費ふるさと寄附金につきましては、ふるさと甲府応援寄附金の増加を見込み、6億5,000万円を増額するものでございます。  18款1項1目財政調整基金繰入金につきましては、一般財源として使用するため繰り入れるものであります。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。  14ページ、15ページをお開きください。  2款1項9目企画費企画諸経費につきましては、ふるさと甲府応援寄附金の増加に伴う経費として、クレジット決済に要する手数料としての役務費及びポータルサイト掲載料や返礼品代等の委託料を合計で3億716万1,000円増額するものであります。  続きまして、16ページ、17ページをお開きください。  7款1項2目商工業振興費、13節委託料につきましては、がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーン第2弾に係るポイント還元分の経費として1億3,100万円を増額するものであります。  続きまして、恐れ入りますが、戻りまして、14ページ、15ページをお開きください。  4款1項1目保健衛生総務費、同じく4款1項5目公害対策費及び16ページから19ページにまたがります各款項目の経費につきましては、ふるさと甲府応援寄附金の増加に伴う財源更正であります。  以上で説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 110: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  清水(英)委員。 111: ◯清水(英)委員 よろしくお願いします。  がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーンの関連のところで、本市の評価を聞きたいんですけれども、想定以上の利用があったということで、QRコード決済の導入が増えたということはよく承知をしておりますけれども、令和2年12月定例会経済建設委員会にも申し上げました、メリットがなかったと感じている方もいらっしゃると。QRコード決済を使わない消費者の方や、QRコード決済を導入しない事業者の方、あと、導入したけれども、お客さんがQRコード決済を使わない方たち、そういったこともあったと思うんです。  それで、この事業について、実際に、例えば現金で払っていたものがQRコード決済に移ったんだったらあまりメリットがあったとは言えないと思うんですけども、消費拡大の効果というのはどのように見ていらっしゃるでしょうか。 112: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 113: ◯里吉観光商工室長 私どもが商店の皆さんに聞き取りをした内容ですと、新しい顧客の方が増えてきたということも聞いておりまして、その方がさらにリピーターになって何回か利用してくれているという声も聞いておりますので、そういった意味でも新しい利用者の拡大がされているのではないかと感じております。  以上でございます。 114: ◯天野委員長 清水(英)委員。 115: ◯清水(英)委員 分かりました。もちろんメリットがあった方というのも相当数いらっしゃると思うんです。品物が品切れになるぐらいいっぱい売れましたという声ももちろん聞くんです。でもやはり使ってもらえなかったという商店の方もいらっしゃる。そういったことで、非常に複雑というか、明暗の分かれているところなのかなと思う次第であります。  今回のこの専決処分については、実際にもう利用されているものですから、実際、こうなるんでしょうけれども、今後、様々な商業あるいは経済支援策等を考えるときには、今回のこの結果についてもよく評価をして、困っていらっしゃる方たちにあまねく届くように、納得していただけるような施策や工夫などを要望いたします。  以上です。 116: ◯天野委員長 ほかにありますか。  望月委員。 117: ◯望月委員 よろしくお願いします。ふるさと納税とPayPayと、両方お伺いさせていただきたいと思います。  まず、ふるさと納税、ふるさと甲府応援寄附金に関しては、今定例会本会議でも我が会派の小沢宏至議員が質問されておりましたので、内訳は大体把握をさせていただきました。このコロナ禍の中で、大変ありがたいというか、こういったことを積極的に進めていただいたということに非常に感謝の声が多くて、特に山梨県地場産業センター内のかいてらすでもやっているんですけれども、そういった中で、梱包作業に手が追いつかないとか、いろんなうれしい悲鳴で、この時期、いろいろ制限がある中でこういったことができたということに対して、非常に評価の声が上がっております。  返礼品のラインナップに関しても、180件から650件まで増やしてやってきたということで、これだけのいろんな方々がふるさと納税をされるという、いろんなメニューを増やしてきたということであると思うんですけども、この流れというか、ラインナップをどういうふうに選定してこられたか。180件から650件というと、かなりの件数を選定されてこられたと思うんですけれども、そういった経過についてお伺いできればと思いますけれども、よろしいでしょうか。 118: ◯天野委員長 飯田産業総室長。 119: ◯飯田産業総室長 先日の本会議の市長の答弁でも触れたんですけれども、まず、人気の高いシャインマスカットやモモなどのフルーツ系の返礼品につきましては、既存の事業者さんにお願いしながら、品数を増やしたりとか、あるいはJA山梨みらいを通して量を増やしてもらったりとかということをしました。  あと、既存のジュエリーや甲州印伝といった地場産品のものについては、あったんですけれども、やはり山梨県水晶宝飾協同組合とか、あとは直接こちらからジュエリーの事業者にお話しに行きまして、返礼品にどうでしょうかという掘り起こしを行ったり、あるいはそうしているうちに別のジュエリー業者から、今度は向こうのほうから返礼品として活用してくれないかと、そんなお話もございました。基本的には、メディアや新聞等や雑誌なんかで出ているような事業者に直接本市のほうから話しに行って掘り起こしているのがメインとなっております。  以上です。 120: ◯天野委員長 望月委員。 121: ◯望月委員 今、聞いているだけでも、かなり担当係が足で稼いできたのかなというところをお見受けというか、理解をさせていただきました。この御努力にも非常に感謝を申し上げたいと思いますし、約650件という件数があると思うんですけれども、これ、あと余力というか、どれぐらい増やせるかとか、国の規定でもあるかないか、そこまで、私、把握はしてないんですけども、そういった制限というか、上限みたいなものはあるんでしょうか。 122: ◯天野委員長 飯田産業総室長。 123: ◯飯田産業総室長 返礼品としてラインナップする品数、件数につきましては国の基準はありませんので、いくらでも増やせるというものがございます。ただ、御存じのとおり、返礼品の返礼割合は3割以下と、そのように決まっています。そこを守りながら、あと返礼品は地場産品に限るというものがありますので、そこだけクリアできれば返礼品はいくらでも増やせる状況になっております。  以上です。 124: ◯天野委員長 望月委員。 125: ◯望月委員 今定例会本会議での組織整備についての質問、たしか深沢議員ですか、の中でも、何か課を作るという話も市長の御答弁でありましたように、力をこれからも入れてこられるんだろうなと感じております。3割未満の価格で作るという基準がありますので、ふるさと納税のために作る商品とか、あるいは地場産品、農産品なんかも出てくると思うんですけども、そこら辺は、変に価格破壊が起きないように、うまく調整しながらやっていただきたいと思いますし、そういった各ジャンルというか、生産する業界というか、そういったものも、いろいろ相談しながら調整していかなければ、これが、650品目が1,000品目、2,000品目、3,000品目になってきて、うちがもっと安いのをできるからなんてなってもいけないと思いますので、そこら辺はぜひ綿密に相談・連携体制を取っていただきながら、今後も進めていただければと思います。これは要望です。  あと、がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーン、PayPayを利用して、非接触型決済ということで、第2弾までやってこられて、これも非常に効果が出ていたということであります。これも、コロナ禍の時代の中で、特に飲食店に対しては、国・県含めてこれまで多くの支援金等を講じてこられたんですけども、この中で、救い上げられないというか、漏れてしまっている納入業者であるとか卸業者、お酒とか食品に関してもそうでありますけれども、そういったものが、普段、卸売業をやっているけれども、小売業をやって、PayPayでキャッシュレス決済を入れて、そこで、普段、納入が減っているけども、そこでカバーできたという声も聞いております。そこに対して、分析というか、どういう業者がどれぐらい入れて、どれぐらいその分で売上げが出たかなんていうのは、調査というか、アンケートみたいなものは取っていますでしょうか、飲食店以外の部分。 126: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 127: ◯里吉観光商工室長 個別の調査はしておりませんで、PayPay株式会社側からも、個別の売上げ、そういったものは公開されないことになっております。  以上でございます。 128: ◯天野委員長 望月委員。 129: ◯望月委員 ぜひできる限りで、二度と起こってはいけない、この未曽有の新型コロナウイルス感染症であるんですけども、これからデジタル社会に向けても、非接触型という形で有効に、市民がまた利用できるメリットとして示せるように、あるいはまた事業者さんも、使ったメリットを感じてもらえるように、そういった検証も必要なんじゃないかなと思いますので、第3弾をちょっと期待しているところであるんですけれども、その部分も含めて、ぜひ検証をまた行っていただいて、有効的な今後の施策の展開につなげていただければなと思っておりますので、よろしくお願いします。  以上です。 130: ◯天野委員長 ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 131: ◯天野委員長 それでは、以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり承認することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 132: ◯天野委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり承認することに決しました。  次に、議案第16号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第15号)中当委員会所管分を議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  初めに、産業部所管分の説明を求めます。
     飯田産業総室長。 133: ◯飯田産業総室長 それでは、議案目録(その1)議案第16号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第15号)中、産業部に係ります補正予算につきまして御説明申し上げます。  まず、歳入について御説明申し上げます。  議案集の44ページ、45ページをお開きください。  16款2項5目株式売却収入につきましては、本市が出資したJR東京西駅ビル開発株式会社、セレオ甲府などでございますが、これの株式を譲渡することによる売却益2,004万円を計上するものであります。  この株式は、老朽化した甲府駅の駅舎を昭和58年に近代的な駅ビルへ改築するに伴い設立された甲府ステーションビル株式会社に2,000万円を出資し取得したもので、その後吸収合併やJR東京西駅ビル株式会社への社名変更を経て、本年4月に株式会社JR中央ラインモールを存続会社として、JR東京西駅ビル開発株式会社を消滅会社として、合併することとなりました。  親会社であるJR東日本では、株式を100%出資する形で発足することが望ましいとの判断のもと、JR東京西駅ビル株式会社の株式を保有する全株主に対して株式の譲渡を依頼したものであり、本市が当初出資した額を上回る額をJR東日本が譲受け額として提示したこと、県内の株主である山梨県、甲府商工会議所、株式会社山梨中央銀行も同様に譲渡する意向を示したことから、売却するに至ったものであります。  続きまして、議案集の46ページ、47ページをお開きください。  21款1項6目農林水産業債1節農業債につきましては、当初予算に計上した下帯那町地内にある荒井ため池の耐震改修工事におきまして、有利な市債の活用による財源更正分600万円を増額するものであります。  歳入は以上でございます。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。  議案集の50ページ、51ページを、お開きください。  6款1項3目農業振興費19節負担金補助及び交付金につきましては、中核農家規模拡大育成事業奨励金について、認定農業者への農地の集積面積が増えたことなどに伴い、その奨励金を増額するものであります。  同じく、6款1項5目農地費につきましては、先ほどの荒井ため池の耐震改修工事における市債と一般財源の財源更正によるものであります。  歳出は以上でございます。  続きまして、恐れ入りますが、戻りまして、34ページ、35ページをお開きください。  第3表債務負担行為補正の追加について御説明申し上げます。  甲府市創作の森おびな指定管理委託料につきましては、指定管理者に委託料を支払うことについて、後年度にわたる債務を生じる内容の協定を締結することから、令和3年度から令和7年度までの期間において、限度額3,000万円の債務負担行為を設定するものであります。  次に、36ページ、37ページをお開きください。  第4表地方債補正変更の農業施設整備事業につきましては、先ほどの荒井ため池の耐震改修工事に係る市債600万円を追加し、その限度額を増額変更するものでございます。  以上で、産業部に係ります補正予算についての説明を終わらせていただきます。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 134: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 135: ◯天野委員長 以上をもって産業部所管分の質疑を終結いたします。  引き続きまして、まちづくり部所管分の説明を求めます。  田中まちづくり総室長。 136: ◯田中まちづくり総室長 よろしくお願いいたします。  それでは、議案第16号 令和2年度甲府市一般会計補正予算(第15号)のうち、まちづくり部に係ります内容につきまして御説明いたします。  議案目録(その1)34ページ、35ページお開きください。  第2表繰越明許費補正(追加)につきまして御説明いたします。  8款3項都市計画費建築物耐震化支援事業につきましては、避難路沿道建築物耐震改修費補助金の対象物件において、年度内の工事完成が困難であることから、2,646万2,000円の繰越明許費を設定するものであります。  続きまして、和戸町竜王線整備事業につきましては、山梨県代行事業である城東工区及び中央五丁目工区におきまして、地権者との用地交渉が難航し、年度内での山梨県への代行事業負担金の執行が困難なことから、1億8,300万円の繰越明許費を設定するものであります。  続きまして、都市公園管理事業につきましては、国の補正予算に伴い、社会資本整備総合交付金が追加交付となったことから、都市公園の長寿命化工事の年度内完成が困難なため、3,015万8,000円の繰越明許費を設定するものであります。  続きまして、4項住宅費住宅管理費につきましては、新型コロナウイルス感染症に関する緊急対応策として、解雇等により住宅の退去を余儀なくされた住宅困窮者へ公営住宅の空き部屋を期限付で提供してまいりましたが、その世帯の退去期限が今年5月末までとなっていることから、退去時の修繕費用15万1,000円の繰越明許費を設定するものであります。  次に、繰越明許費補正(変更)につきまして御説明いたします。  8款1項道路橋りょう費国玉通り線整備事業及び3項都市計画費緑が丘スポーツ公園整備事業につきましては、国の補正予算に伴い、社会資本整備総合交付金が追加交付となったことから、年度内に工事が完成しないため、繰越明許費の限度額をそれぞれ変更するものであります。  次に、36ページ、37ページをお開きください。  第4表地方債補正(変更)のうち道路整備事業及び公園事業につきましては、事業費の増額に伴い、限度額をそれぞれ変更するものであります。  続きまして、歳入につきまして御説明いたします。  42ページ、43ページをお開きください。  14款2項6目土木費国庫補助金1節道路橋りょう費補助金道路整備事業費及び2節都市計画費補助金公園事業費につきましては、国の補正予算に伴い、追加交付の内示があったことから増額するものであります。  3節住宅費補助金につきましては、建築物耐震化支援事業費におきまして、国庫補助金の内示額による減額に加え、申請件数が当初の見込みを下回ったことによる減額であります。  44ページ、45ページをお開きください。  15款2項7目土木費県補助金5節住宅費補助金につきましては、建築物耐震化支援事業費におきまして、申請件数が当初の見込みを下回ったことによる減額であります。  46ページ、47ページお開きください。  21款1項7目土木債につきましては、事業費の増額に伴い、それぞれ変更するものであります。  続きまして、歳出について御説明いたします。  52ページ、53ページをお開きください。  8款1項4目道路整備事業費につきましては、国玉通り線整備事業費におきまして、国の補正予算に伴う社会資本整備総合交付金の追加交付による工事請負費の増額であります。  次に、3項2目開発指導費につきましては、建築物耐震化支援事業費におきまして、耐震診断・改修等に対する補助金申請件数が当初の見込みを下回ったことによる減額であります。  6目公園費につきましては、都市公園管理事業費及び緑が丘スポーツ公園整備事業費におきまして、国の補正予算に伴う社会資本整備総合交付金の追加交付による工事請負費の増額などであります。  以上でまちづくり部に関わります補正予算についての御説明を終わります。御審査のほど、よろしくお願いいたします。 137: ◯天野委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 138: ◯天野委員長 それでは、以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 139: ◯天野委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  以上で、当委員会に付託されました議案の審査を終了いたします。  次に、所管事項の調査に入ります。  それでは、まちづくり部所管事項の調査に入ります。  先ほど挙手された委員は発言をお願いいたします。  坂本委員。 140: ◯坂本委員 まちづくり部ですね。朝日町ガードの件はそこでよろしいんですね。お願いします。  平成26年度から全面通行止めになっておりました横沢ガードが、おかげさまで今月の25日に供用開始になるということで、いろいろありましたが、よかったなと思っているところでございます。そんな中で、古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事が終わりますと、次は、地元としては朝日町ガードに着手するんだろうと、こんな状況を聞いているわけでございます。  そんなことで、古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事のときには、本当に、再延長があったり、いろいろなものがあったわけでございますので、今、朝日町ガードについても、いろいろみんな疑心暗鬼になっているのが地元住民としては現状でございますので、それについて質問させていただきますが、過日、朝日町ガードの整備について、地元自治会役員さんを対象とする説明会がありまして、私も出席させていただきましたので、その辺の質疑を含めて、質問をさせていただきたいと思います。  まず、朝日町ガードの整備につきましては今後どのように進めていくのか、詳しく教えていただきたいと思います。 141: ◯天野委員長 志村区画整理課長。 142: ◯志村区画整理課長 朝日町ガードの整備につきまして御説明をさせていただきます。  整備に先立ちましては、まずは自治会連合会長や自治会長の皆様と御相談をさせていただきながら、朝日町ガードの近隣、また朝日通り沿線の各自治会へ丁寧に説明を行い、理解を得る中で、令和3年度から詳細設計に着手し、実施をしていく予定としております。  以上です。 143: ◯天野委員長 坂本委員。 144: ◯坂本委員 先ほど各単位自治会、また朝日地区自治会連合会等々の説明会の中で丁寧に行うという形で御答弁いただきました。何かのときに、令和3年度から詳細設計に入るというようなことを聞いておりましたので、この件については後日の予算特別委員会のほうでまた質問をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。  いずれにしましても、一番大事なことは、先ほど申しましたように、古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事について、本当に住民の皆さん方とのいろいろな問題がありましたわけですから、必ずその反省点を生かして朝日町ガードの整備に取り組んでいただければありがたい。  それから、今、答弁でいただきましたように、各単位自治会への丁寧な説明、それで理解を得ていただいて、これから一番大事なことは、やっぱり納得してもらうというのが一番大事なんですね。そんな形の中で、丁寧な説明をしっかりと今回はしていくと。絶対にボタンの掛け違いがないような形で進めていただければありがたいなと思っております。  次に、この間の自治会役員との説明会において、全面改築で施工するとの説明があった中で、工期の短縮や歩行者の通行確保について意見がありました。現在の検討状況について教えていただきたいと思います。 145: ◯天野委員長 志村区画整理課長。 146: ◯志村区画整理課長 横沢ガードと朝日町ガードにつきましては、造られた時期、こちらも同時期に築造されており、場所も近接していることから、構造や地質などにつきましてはほぼ同一な条件であると考えております。朝日町ガードの整備におきましても、古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事の工期が延長となりました要因、こちらの要因につきましても発生する可能性があるものといたしまして、予備設計を行ったところでございます。  工事期間などを含めました詳しい内容につきましては、古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事の施工実績を踏まえる中、来年度から実施をいたします詳細設計において十分に事前の調査等を行い、しっかり検討した中で確定をしてまいりたいと考えております。  また、質問のございました歩行者の通行の確保につきましても、あの狭いガード内の工事ということでありますので、非常に厳しい状況ではございますが、ガードの周辺の状況等を改めて確認し、検討をさせていただく中で、各自治会への説明会の中でお伝えをさせていただきたいと考えております。  以上です。 147: ◯天野委員長 坂本委員。 148: ◯坂本委員 先ほどから度々言っておりますが、一番古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事で問題になったのが工期延長と。工期延長のときに一番問題になったのは、事前調査をどうしてもう少しちゃんとしておいてくれなかったのかなとか、いろいろな問題が出ていたわけでございますので、今回、その反省を踏まえて、しっかりと事前調査をしていただいて、それから、工事期間を設定していただければありがたいなと思っております。  それから歩行者の通行につきましても、まだこれは決定しているわけじゃないですが、一応見せていただきますと、一方通行とか、通行止めとかというような形の工事工法になっていくというようなことは聞いておりますが、例えば通行止めになってしまうと、歩行者は全然通れないわけでございますので、地元といたしましては、回遊路がないんですね、迂回路みたいなところがないので、その辺のところを十二分に検討していただければありがたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  それから、次ですが、これから横沢ガードの整備状況を見てから朝日町ガードの整備に着手していくわけでございますが、それについての、もし、分かる範囲で結構です、予定が出ておりましたら、よろしくお願いいたします。 149: ◯天野委員長 志村区画整理課長。 150: ◯志村区画整理課長 今後の予定ということですが、工事着手までのおおむねの予定につきましては、まずは地元の説明会、こちらを開催し、御理解いただくことを優先に考えております。その後、御理解いただいた後、来年度からの詳細設計をJR東日本に委託し、実施をしてまいります。その後、ガード工事施工の際に支障となる線路上の鉄道の施設、こちらの移設、ここまでに3年程度かかることを見込んでおります。その後の工事着手をしていく予定であるということで御理解をいただきたいと思います。  以上です。 151: ◯天野委員長 坂本委員。 152: ◯坂本委員 やはり一番大事なことは、繰り返し言いますが、地元への説明をいかに丁寧にしていくか、そして地元の人が一番気になるのは、やはり工事期間になります。間違いなくそうなってきますので、その辺のところは丁寧に説明をしていただければと思っております。  その中で、朝日町ガードの北側には朝日通り商店街というすごい商店街が控えているんです。だから、もし万が一通行止めで工事をする場合ですと、そこにどれぐらいの影響といいますか、どのような形になるか想像ができないような状態になっております。これはまた産業部のほうで話をしますが、そんなことも含めて、これからの説明会の中で丁寧に説明をして、商店街の皆様方にも納得していただけるような説明をしていただければありがたいなと思っております。  そこでちょっと、今の答弁で聞きたいんですが、JR東日本に委託して、詳細設計とか、これからガード工事に支障となる線路上の鉄道施設の移設が3年ぐらいかかる。これは、線路より上の部分の工事だと思うんですが、その工事期間も、ガードは、例えば一方通行にするとか通行止めにするということですか。それとも工事期間は下の道路は通行できるんですか。 153: ◯天野委員長 志村区画整理課長。 154: ◯志村区画整理課長 御質問にありました鉄道施設の移設、こちらにつきましては線路上での作業となりますので、その期間については下の道路の通行には支障がない状態となっております。  以上です。 155: ◯天野委員長 坂本委員。
    156: ◯坂本委員 できましたらそういういろいろな形の中で効率的にやっていただければありがたいなと思っております。いずれにしましても、今後とも地元と密に連絡を取り合って、円滑な事業進行に努めていただければと思っております。  あと、先ほど朝日通り商店街の話をさせていただきました。そこで要望が来ておりますので、そこだけ話をさせていただきます。これから説明会をする中において必ず出る質問ですので、言っておきます。  まず、極力通行止めはしないようにしていただきたい。それから、一応私たちがもらった資料の中には工期が出ておりました。2工法ありまして、1つは7年弱、1つは10年弱でしたか、約7年間から10年間と出ておりましたので、なぜそんなに工期がかかっちゃうのかなということを気にしております。それから、これはまたそのときの形で結構なんですが、現状の、今、ガードの中の交通量がどのようになっているかというのを調査していただきまして、もし万が一、通行止めにしたら、どのぐらいの影響が出てくるのかとか、そんな質問が出てくると思いますので、今日は答弁は要りませんが、調べておいていただいて、また質問があったときに答えてやっていただければありがたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。  いずれにしましても、くどい話をしておりますが、古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事のときに地元住民から結構私も言われました。どうかその二の舞にならないような形で朝日町ガードの工事に取り組んでいただければありがたいなと思いますので、よろしくお願いします。 157: ◯天野委員長 望月委員。 158: ◯望月委員 私からは都市設計ですか、甲府城周辺整備についてお伺いをしたいと思います。  実際、もう実施計画として進めていらっしゃると思いますので、まずその進捗状況をお伺いしたいんですけども、旧甲府税務署跡地も解体が始まっているとお伺いをしておりますけれども、全体的なスケジュールも実施計画に入っておりますので、これまでの進捗状況、あと遅れがないかどうかというところの質問をまずさせていただきたいと思います。お願いします。 159: ◯天野委員長 齊藤都市計画課長。 160: ◯齊藤都市計画課長 御質問の甲府城周辺地域活性化計画整備事業の進捗状況、そして遅れがないかということについてお答えさせていただきます。  現在の進捗状況については、甲府城周辺地域活性化実施計画に基づきまして、旧甲府税務署跡地、そしてその南側のところを優先的に進めているという状況であります。今年度におきましては、主にその旧甲府税務署の建物解体工事、そしてこの旧甲府税務署跡地及びその南側の測量、設計、補償に係る調査などを実施するとともに、民間活力の導入に向けた調査を行いました。そしてまた、この旧甲府税務署跡地南側の民有地の方々に対して個別に協議を行ってきたというところであります。  そして現在も、旧甲府税務署跡地を取得する際に、国のアスベスト調査などの影響により約1年くらい遅れたところではありますが、現在、スケジュールの見直しを行いながら、今年度においても順調に進めてきたというところであります。  以上です。 161: ◯天野委員長 望月委員。 162: ◯望月委員 アスベストは、そういった課題が出て、ちょっと遅れるなんていう話も平成30年6月定例会本会議でお伺いしておりましたので、それ以外は、取り返しも含めて順調にいっているということで理解をしました。  先ほど齊藤都市計画課長からありましたように、やはり旧甲府税務署跡地の南側、西側の民有地、ここに対して、これまで地元の住民の方々に対しての、いわゆる不安感というか、そういったものの払拭もしていただきたいと思いますし、特にPFIとか、いろいろ民間活力を取り入れていくということになれば、行政も含めてですけども、そういった交渉なども出てくるということもあると思います。そこもぜひ丁寧にしていただきたいと思いますし、ただ民間の方々が来て協議して終わりとかじゃなくて、しっかり行政も入っていただいて、これまで住まわれてきた方々にはそこを引き払うような形になると思いますけれども、そういったことは、何か遺恨みたいなものを残さないように、ぜひ丁寧にやっていただきたいと思います。  これは子ども未来部の所管ですけれども、甲府市子ども屋内運動遊び場もできますので、いろいろな形で、この計画をつくった後に、多分、そういったプランも出てきていると思いますので、そういったところとも連携を取りながらやっていただきたいと思います。  1つ気になっているのは、動線計画というのを、今、つくっているとお伺いをしております。史跡甲府城跡整備基本計画検討委員会をつくって話をされているということでありますけれども、甲府駅から動線を、いろいろプランをつくるみたいな話を聞いているんですけれども、そこら辺は、この計画には入っているんでしょうか。 163: ◯天野委員長 齊藤都市計画課長。 164: ◯齊藤都市計画課長 ただいま駅前からの動線計画というところでございますが、これにつきましては、この甲府城周辺地域の活性化計画整備事業の中に位置づけているというところではございません。ですから、それは別物という捉え方としてお考えいただきたいと思います。  この甲府城周辺におきましても、まちなか回遊性を高めるというところの中で、甲府城の東側のところであったりとか、この計画地内のところ、こういったところも、園路の整備も含めて回遊性を高めるというところでは考えてはいるんですが、御理解いただきたいと思います。  以上です。 165: ◯天野委員長 望月委員。 166: ◯望月委員 山梨県ですかね、恐らく実施しているのが。この導線計画なんていって、お城周辺コース、お城コースなんて、何かいろいろなコースを、今、計画を出しているなんていう話もお伺いしております。聞き及んでいないのであれば、積極的にぜひ関わっていただいて、甲府城周辺整備ですので、しっかり御意見等もしていただいて、そこの動線、誘導につながるように、ぜひ意見交換もしていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。要望です。 167: ◯天野委員長 岡委員。 168: ◯岡委員 8款4項1目で、住宅管理とか駐車場整備です。甲府で持っている住宅の空き地にいろいろな物が捨てられたり、特に大きな自転車とか、自動車とか、バイクとか、そういう物も捨てられていると思うんですが、どんなふうに処理をしていますか、お伺いします。 169: ◯天野委員長 浅井住宅課長。 170: ◯浅井住宅課長 市営住宅の敷地内にも様々なそういった廃棄物等、捨てられている物がございます。基本的には、所有者が分からないようなものに関しては、地元の団地自治会などにお願いして処分していただいたり、本市で処分したりと、いろいろな方法を取っているところでございます。  ただ、先ほどもおっしゃったように、バイクとか自動車、こちらのほうにつきましては所有者がございますので、非常に対応に苦慮しております。所有者を割り出しても、所有者との面会がなかなか困難なところがございます。そういったところにおきましては、根気よく所有者に処分をしてもらうような対応を取っております。  以上でございます。 171: ◯天野委員長 岡委員。 172: ◯岡委員 そうですよね。所有者の割り出しを警察とかと一緒にやって、各都道府県まで連絡をしなきゃならんと思いますけども、何年ぐらいかかるものなんですかね。その内容でも、そうはいっても3年とか4年とかというのはかからないんでしょうね。かかった経緯がありますか。どうぞ。 173: ◯天野委員長 浅井住宅課長。 174: ◯浅井住宅課長 その辺の割り出しの調査につきましても、長くかかるような部分も、当然、物件によっては出てくるのかと思いますけれども、分かった物に関しては、きちんと所有者に対して文書で通知を行い、対応してもらうような処置を行っております。  以上でございます。 175: ◯天野委員長 岡委員。 176: ◯岡委員 時間が迫っているようですので早めの質問をしましょう。甲府市東下条町の山城南団地にある自動車が、既にもう3年間ぐらい放置をされていて、東京都世田谷区の人の持ちものであるということまで判明はしているんですけども、全然それを処置しないということについて、やはりこれまでもそういうことがあって、どんどん処置をしてきたと思うので、もう3年も関わっている、既に所有者も分かって、警察でもそれが判明しているということですので、できるだけ早くしなきゃならんと思いますが、いかがですか。 177: ◯天野委員長 浅井住宅課長。 178: ◯浅井住宅課長 山城南団地の放置車両、こちらのほうも、今、対応を随時行っているところでございます。当然所有者のほうにも文書等の通知を行いながら接触を図っているところでございますけれども、なかなか難しいところもございます。そちらに関しても、引き続きなるべく早く団地の環境がよくなるように対応を取っていきたいと考えております。  以上でございます。 179: ◯天野委員長 岡委員。 180: ◯岡委員 もう3年も放置してあって、処置ができない。私は山城地区でそんな話を毎回毎回、定例会のたびに聞くんですけれども、厳しいですよね、聞くほうも。お願いもしてあるんですけれども、もう3年もたつので、何とか、小さい問題だけど、団地に住んでいる皆さん方も気になっているようですので、早めの対応ができて、きれいになればありがたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 181: ◯天野委員長 あとお二人の方が手を挙げていますけど、15分間ぐらいで終わるように、このまま進めたいと思いますが、いかがでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 182: ◯天野委員長 では、進めます。  川崎委員。 183: ◯川崎委員 よろしくお願いします。私は遊亀公園附属動物園のことで。  先ほどお話があったとおり、遊亀公園の第1期工事は、公園のほうは始まりましたが、最終的に動物園のほうに移ると思うんですけれども、現在、動物が住むバックヤードのほうが、かなり古く、傷んでいるそうです。動物にとって環境があまりよろしくないので、全面改修までにどのように対策していくのか教えてください。 184: ◯天野委員長 小田切公園緑地課長。 185: ◯小田切公園緑地課長 川崎委員のおっしゃるとおり、バックヤードについても老朽化が進んでいる状況でございます。直営で対応できるものにつきましては直営で維持・補修を行っているところでございます。それでも足りない部分につきましては、予算要望をしながら対応しているところです。  この後、再整備などもございますので、そのときには、遊亀公園附属動物園の協定を結んでいる帝京科学大学の先生とか、あと日本動物園水族館協会の意見を聞きながら、飼育環境の改善を図っていきたいと考えております。  以上でございます。 186: ◯天野委員長 川崎委員。 187: ◯川崎委員 ありがとうございました。  新しくなるところは、全て、全面改修ですから、新しくなるとは思うんですけど、ゾウとかの今いる現状というか、ゾウは今いるゾウでおしまいになってしまうという話をお聞きしていますけど、今後どういうふうにしていかれるんでしょうか。 188: ◯天野委員長 小田切公園緑地課長。 189: ◯小田切公園緑地課長 今、川崎委員のおっしゃるとおり、ゾウについては、今、飼育しているゾウで、これでおしまいということです。  整備につきましては、今の場所で、できるだけ改修しながら、飼育環境の改善を図っていきながら、動物の福祉についても向上できるような、そんな対応を行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 190: ◯天野委員長 川崎委員。 191: ◯川崎委員 せっかく動物園が新しくなっても、動物にストレスがたまって具合が悪くなってしまったのでは本当に元も子もないので、特に動物というのは、しゃべることができないので、今から工事が始まれば、騒音などでやはりストレスがたまると思いますので、その辺のところを考慮してみてください。よろしくお願いします。  以上です。 192: ◯天野委員長 荻原委員。 193: ◯荻原委員 1点だけです。空き家対策についてお願いします。  今定例会本会議でも、望月議員も移住・定住という話をされて、空き家についてはそういう利活用で大いに期待できる面、それから、物すごく危険で、これは大変だという空き家と、いろいろあろうかと思っています。  平成29年5月から平成30年2月まで調査をして、甲府市に3,008軒の空き家があって、その中の2,167軒が、AからDまでのランクづけで、Aランク・Bランクになっている。Aランク、Bランクというのは、つまりほぼそのまま使える、あるいはちょっと改修すれば使えるよということですから、つまり空き家の3分の2は使えるんですよ。空き家になって、非常に、今、もったいないですね。  それで、持ち主の意向調査の結果を見たら、大体25%の人は貸したい、お金をとって賃貸をしたいという意向なので、これはうまくマッチングをしていくと、先ほどの移住・定住じゃないけども、いろいろな効果が出てくるだろうというふうに思っています。  そこで、ちょっと今の現状を伺いたいんだけど、今のところ本市で行っているのが、これはエリアがあるのかな、改修をした空き家に対して30万円なり何なりの補助を上限で出すよという甲府市空き家改修助成制度。あとは甲府市子育て世帯等家賃助成制度、これは子育て世代とか新婚の方々、それから去年から加わったのが、地域活性化施設整備費補助事業という3つだったですかね、主に。その今の取組の現状について、どの程度、件数であるとか、行っていらっしゃるのかをまずお示しください。 194: ◯天野委員長 此田空き家対策課長。 195: ◯此田空き家対策課長 今の荻原委員の補助金の質問に関しましてお答えさせていただきます。  甲府市空き家改修助成制度に関しましては、これまで、平成29年度から制度が始まりまして、13件改修しております。また甲府市子育て世帯等家賃助成制度に関しましては、令和2年度の実績では4件なんですけども、平成29年度から始まった新規、全てを含むと23件。地域活性化施設整備費補助金制度に関しましては、今、荻原委員がおっしゃったとおり、令和2年度から始まった補助金でありまして、地域の空き家を子育て施設だとか地域交流施設に改修した場合に、改修費用の3分の2、上限200万円、耐震補強が加わる場合は100万円プラスで300万円の補助金を出しているんですけども、それに関しましては、今年度、ラジオだとか本市ホームページ等での周知、また自治会等に周知のお願いをしたところなんですけども、実績はゼロ件になっております。  以上です。 196: ◯天野委員長 荻原委員。 197: ◯荻原委員 ちょっと私、最近、耳が遠くてよく聞こえなかった。4件とおっしゃいましたっけ、その家賃の助成のほうは、本年度。じゃあ、確認だけ。 198: ◯天野委員長 此田空き家対策課長。 199: ◯此田空き家対策課長 令和2年度の実績としまして、改修が4件、家賃が新規で4件となっております。  以上です。 200: ◯天野委員長 荻原委員。 201: ◯荻原委員 承知しました。それで、たしか決算審査特別委員会で、これは目標に全然届いていないなんていうやり取りがあったと思うんだけど、これは目標の大体何割ぐらいなんでしょうか。 202: ◯天野委員長 此田空き家対策課長。 203: ◯此田空き家対策課長 改修に関しましては、目標8件に対しまして今言った4件、半分になります。家賃助成に関しましては、新規の目標9件に対しまして4件なので、半分に届いてないという、そのような状況になっております。  以上です。 204: ◯天野委員長 荻原委員。 205: ◯荻原委員 了解しました。改修のほうは、こう言っては何だけど、30万円だから、なかなか金額的にも厳しいところがあるので、この数字で健闘されているんじゃないかなと私は思います。  家賃助成の制度は、私、1年ぐらい前にも指摘したけど、空き家対策で実施する事業ではないだろうと思っています。家賃助成は大事です。新婚世帯であれ、子育て世帯の方であれ、甲府にお住まいになっていただく方に、昔、6,000万円ぐらい毎年使って新婚世帯に家賃助成をやっていたんですよ、もう十何年前に切られちゃったんですけど。家賃助成そのものはいいんだけど、これ、ちょっと事業目的を変えたほうがいいね。だって、アパート・マンションに入居する人にもたしか2万円上限で出しているわけで、それが空き家の対策に結びつくのかなと、別の事業目的だろうと。この見解もちょっとお伺いしたいんだけど、いかがですか。 206: ◯天野委員長 此田空き家対策課長。 207: ◯此田空き家対策課長 甲府市子育て世帯等家賃助成制度につきましては、まちなか地域におきまして空き家率が高いということと、高齢化率が高いということで、モデル地区として、そこの地域の中に地域外から転入してきた人に対して家賃を助成する制度になっております。これに関しましては、この制度によって若者世代に定住してもらうことによって、空き家の有効活用と、あと高齢化率の低下を目指しているところでありますけども、令和3年までの事業計画になっておりまして、今後におきまして、この家賃助成をした方々が果たして定住をしっかりしてくれるのかどうかということをしっかり検証する中で、この制度の有効性、有効であれば続けるかもしれないし、有効でなければそこで終わるかもしれないと、そのようなことを検証していきたいと思っております。  以上です。 208: ◯天野委員長 荻原委員。 209: ◯荻原委員 了解しました。あと1年ですね、しっかり費用対効果というか、中身を検証して、次に、改善すべきところは改善していただきたいと。家賃助成自体は私は賛成ですが、ただ事業目的ということで申し上げたということです。  それで、私が期待したのが、実は去年から始まった、この地域活性化の補助事業で、これが、200万円が上限で、耐震を入れれば300万円までと、かなり大きいことになっていて、今のところ実績がゼロ件。これ、何かやっぱり使いにくさとかがあるのかなと思っているんですよ。本市のホームページで見ると、補助を受けられる人が、空き家の所有者または所有者となる予定の方、2番目で、空き家を賃貸している方または賃貸する予定の方となっているんだけど、これだと例えば空き家を借りて、借りた人が空き家を使うから、改修したいからという、そういう方に本当は出すとか、何か必要だと思うんだけど、そういうことは無理なんでしょうか。どういうところが原因で進まなかったのか。 210: ◯天野委員長 此田空き家対策課長。 211: ◯此田空き家対策課長 こちらの地域活性化施設整備費補助金につきましては、地域の空き家を有効活用する中で、空き家を使って地域を活性化するという目的になっております。そのことから、持続可能な施設に改修しなきゃならないということで、補助金の交付決定を受けた用途で、10年以上継続して地域活性化施設を継続していかなきゃならないと。また、地元の方たちに、その施設でいいかということの同意を得なきゃいけないという、その辺のところがちょっとネックになっているのかなと。  今までの補助金のように、申請を受けて、改修を受けて補助金を出すんじゃなくて、地域の実情に本当に合っているのかだとか、持続可能な案件なのかということを、しっかりきめ細かく、その申請する方が話し合う中で、今、実際、進めている方もいるんですけども、実情はゼロ件になっているという、そのようなところです。 212: ◯天野委員長 荻原委員。 213: ◯荻原委員 だから、これ、10年間事業をやらないといけないということは、途中でやめたら補助金を全部返還しなさいという話になっちゃうということですかね。これは、なかなか個人の方では、何かちょっと怖い感じもします。  これは国の空き家対策総合支援事業かな、この中でやっているということでいいですよね。そうであれば、本当は民間の方がそういうのをやってくれればいいんだけど、補助金が大変だということであれば、これは例えば自治体が、甲府市が主体になって活性化事業をやるとか、そうであれば10年大丈夫と思いますし、万が一があれば甲府市が返せばいいということだけど、そんなことも検討しないと、多分これ、時限立法かもしれないから、期限内に多分ゼロ件になっちゃうんじゃないかなと。その点、何か考えはないですか。 214: ◯天野委員長 此田空き家対策課長。 215: ◯此田空き家対策課長 この補助金に関しましては、国のほうから半分、50%、山梨県のほうからその半分、25%が入っていて、市の一般財源的には4分の1で実施しています。補助金はこれだけではなくて、市役所で全般的に、要は国や県の補助金を活用する中で、なるべく私たちが頂いている税金を少なく支出して効果を上げていきたいというところの中で、今後も、この国や県の補助金を利用して活用していくんですけども、先ほども言いましたとおり、事業が10年間持続可能な施設になるように、申請する方々だとか問合せがあった方に関しては、私たちも一緒になって、どうすれば10年間持続可能かどうかということをしっかり話し合う中で、きめ細かく対応する中で、補助金を有効活用したいなと思っております。  以上です。
    216: ◯天野委員長 荻原委員。 217: ◯荻原委員 分かりました。私、ちょっと勘違いしていて、本当はまちづくり部の前に産業部かなと思ったんです、所管が。産業部で労働者協同組合を取り上げて、それは、新しく法律ができたから、何かそういうことに絡めてこの補助金を使ったらどうですかという提案をしようと思ったんだけど、すみません、所管の質問、順番が逆になっちゃったから、これは言えないんだけど、ちょっと参考に、やはりそういう新しい働き方や、地域貢献や、いろいろな形があるから、甲府市ももう少し前へ出て、例えばそういうところと連携しながら、使えるものは補助金を使ってということが大事なんだろうなと、そこを申し上げておきたいのと、ちょっとさっきの質問に戻るけど、これは、借手の人は補助金を使えない。本市のホームページだと、賃貸をしている人か所有者かになっているんだけど、本当は借手が使えれば、私はこの空き家を借ります、こういう改修をしてこういう事業をやりますということでないと不便だと思うんだけど、いかがでしょうか。 218: ◯天野委員長 此田空き家対策課長。 219: ◯此田空き家対策課長 こちらのほうは、荻原委員おっしゃるとおり、借手の方に関しても地域活性化施設整備費補助金を活用することができます。 220: ◯天野委員長 荻原委員。 221: ◯荻原委員 すみません、じゃあ、私、変なページを見ているのかな。本市のホームページを拝見していたら、今の2つが出てきたんだけど、それは後で確認をします。もし本市のホームページ、これ、書き方が違っていたら、これは変えておかないと、これを見て、ああ、俺は駄目だとみんな思ったら、問合せそのものも来ないかなと思います。後でホームページの記載内容を確認しておいてください。  以上で終わります。 222: ◯天野委員長 それでは、以上でまちづくり部所管事項について調査を終了いたします。  まちづくり部の方々にはお引取りを願います。御苦労さまでした。  それでは、ここで暫時休憩をいたします。再開時間は午後1時20分といたします。                午後 零時17分 休 憩        ──────────────・──────────────                午後 1時17分 再開議 223: ◯天野委員長 それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。  先ほどまちづくり部の所管事項調査におけます荻原委員の空き家対策に関する質問に対しまして、此田空き家対策課長より発言をしたい旨の申出がありますので、これを許可いたします。  此田空き家対策課長。 224: ◯此田空き家対策課長 先ほど地域活性化施設整備費補助金におけます補助金対象者につきまして、本市のホームページを確認したところ、本来であれば「賃借している方」と書くべきところを「賃貸している方」と記載誤りがありましたので、ホームページを訂正させていただきます。申し訳ございませんでした。 225: ◯天野委員長 荻原委員、よろしいでしょうか。 226: ◯荻原委員 了解です。よろしくお願いします。 227: ◯天野委員長 それでは、産業部の所管事項の調査に入ります。  産業部に関わる所管事項につきまして、先ほど挙手されました委員は発言をお願いいたします。  坂本委員。 228: ◯坂本委員 では、お願いいたします。中心市街地の件での質問となります。  先ほどまちづくり部のほうで質問しました朝日町ガードに絡めての話でございます。令和3年度から朝日町ガードの整備に着手されると聞いております。聞くところによりますと、工法がまだ今のところは決定しておりませんが、2種類、一方通行にするのか、通行止めにするのかというような話になっているということでございますが、いずれにしましても、交通体系が変わってくるということで、そのガードの北側にあります朝日通り商店街というところの商店街の皆様方が、そういうことに関してすごい不安を抱いているのが今ということでございます。  特にですが、その見せていただいた資料によりますと、大体、工法によりますが、約7年間から10年間ぐらいはかかるだろうという予測が出てきているわけでございます。それについても、なお皆さん、7年間から10年間もあそこが通行止めになっちゃったら朝日通り商店街はどうなっちゃうんだろうというすごい不安視をしていますので、それについて要望がありましたので質問をさせていただきます。  まず、横沢ガードの整備が終われば朝日町ガードの整備に取りかかる予定だったわけでございますが、そのような形の中で、その北側にある朝日通り商店街がどのようになっていくかということは想像できるわけでございますが、それについて、甲府市としてはどのような考えを持っていて、どのような課が担当し、そういう商店街に対して不安感を取り除くような対応を、何か検討したことはありますでしょうか。 229: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 230: ◯里吉観光商工室長 今、坂本委員さんのお話がありましたように、通行止めということになると、自動車の流れも変わってきますし、そういった面では、そこの付近にあります商店街にも影響があると考えております。  どこが担当するかということになりますと、現時点では商工課ですけども、組織が、今度、一部変わってくることになりますので、それも踏まえて、中心市街地という形で担当していくことになるんじゃないかとい考えております。 231: ◯天野委員長 坂本委員。 232: ◯坂本委員 これから行う事業ですから、いろいろこれから考えていくんだろうということですが、現実論として、今まで通れたところが通れなくなって、その上に商店街というものがあると、間違いなくいろいろな問題が出てくるだろうと思いますので、できましたら、これから大いに検討していただければなと思っておりますし、組織再編のことは聞いていますが、この間、新聞を見ましたら、中心市街地振興課というのが、令和3年度から設置されるということでございますので、そこが担当するのかなと勝手に思っていますので、これからもしそこが担当するのでしたら、またよろしくお願いをしたいと思っているところでございます。  それで、具体的にどうしてほしいかということになるわけですが、これまでも甲府市役所や甲府商工会議所は、助成金や、それからアドバイスなど、いろいろな提言をしながら商店街の皆さんを支援してきました。特に空き店舗対策などは重点的にこれまで行ってきたわけでございますが、そうなりますと、そういう助成金などで商店街を支援していくことも今までのパターンでありましたが、やはりこれからは、その商店街自体が、自分たちのまちが魅力あるまちづくりをしていかなければいけないという観点も必要になってくるのではないかなと思っております。昔はそういう助成金で支援してきましたけど、最近はそういう形も出てきたような気がするんです。まず商店街の人たちに頑張っていただきながら、その出た計画に対して足りないものを甲府市などが補助しているような、そんなような意味合いに変わってきたような気がするんですが、そのようなところで、どのようなことを今までやってきましたか教えていただければと思いますが。お考えで結構です。 233: ◯天野委員長 依田中心街再生担当課長。 234: ◯依田中心街再生担当課長 商店街にこれまでどのような取組、朝日通り商店街も含めてですけれども、どのようなことをしてきたかということなんですが、先ほど坂本委員おっしゃったとおり、空き店舗対策、またイベント等に対する助成、ほとんどそういう助成とか支援ではあったんですけれども、先ほど坂本委員おっしゃったとおり、計画に対しての補助というのもしてまいりました。こういうものにつきましては、これからも、甲府市中心市街地空き店舗活用事業補助金交付要綱もありますので、それは引き続き行っていきたいと思っております。  また、これからは、これも坂本委員もちょっと触れられたところなんですけど、商店街を応援していく形というのはなかなか行政としても打ち出していけなかった部分がありますので、その辺につきましては、例えば、こと空き店舗対策としましては、今、中心市街地空き店舗活用事業がございます。それは、どちらかというと、新規入居者の申請に対して補助をしていくという形を取ってまいりましたが、これにつきましては、今、事業を構築中でございますけれども、商店主、空き店舗のオーナーとか、商店街、行政も含めまして、そこでどのような誘致をしていくべきなのか、商店街として戦略的にどういうマネジメントをしていくべきなのかということを考えるような場所を作っていきたいと思っています。それが1つ。  あと、今までの助成と同じことはしていくにしても、もっと中に入り込んだ形といいますか、なかなか商店街、朝日通り商店街につきましてはかなりいろいろなことを精力的にされているところなので、かなりモデル的にはすばらしいところがありますが、もっとそれを高めていくために、どんどん我々も、今まで以上に商店街のほうに入っていきたいと思っております。  以上です。 235: ◯天野委員長 坂本委員。 236: ◯坂本委員 そうですね、いろいろ頑張っていただいていることは私も分かっておりますので、ありがたく思っているわけでございますが、先ほども言いましたように、今度、環境がちょっと変わるものですから、なお一層、気にしてもらわなければいけないかなということでございまして、そんな人たちと話をした中において、一番、今、気にしていることは何かといいますと、例えば朝日通り商店街にしましても、3町であそこはやっているんです。3町に分かれて役員さんの構成をして、その人たちが運営をしていくという形でやっております。ただ、どうしても零細企業ですから、昼間働いて、夜、月に1回ぐらい定例会を行っていると思うんですが、いろいろなことを企画しながら、特に朝日通りは、年に3回ぐらい歩行者天国にして、いろんなイベントも計画してきました。そんな形がありますが、残念ながら、自分のところの商売がうまくいかないと、もう役員はできないとか、高齢になったりとか、後継者がいないとか、いろいろな意味で、今、その運営する役員自体がちょっと細くなってきているというのが現状です。  皆さんがお願いしてもらいたいと言ってきているのは、そういうときに、自分たちも役員として、その通りは頑張ってやりますけど、どうしても商売のほうがうまくいっていないと、あしたの話はできるけど、それ以上の、3年後、5年後の話というのは考える時間がない。それを援助してくれる人が誰かないかなと。例えばどういうことかといいますと、その商店街の運営委員会の中へ、甲府市の例えば現職の人たちがアドバイザーとして入って、いろいろなことを考えていただく。こんなことやっていけばいいじゃないですかとか、大学とコラボしたらどうでしょうかとか、いろいろな企画を出していただきながら、そのアドバイスをしていただければなという要望をいただいているんですが、それについていかがでしょう。 237: ◯天野委員長 依田中心街再生担当課長。 238: ◯依田中心街再生担当課長 先ほども申し上げたところではあるんですが、商店街にこれからどんどん入っていきたいという理由の1つに、たしか平成22年から、朝日通り商店街については朝日通り8者コンソーシアム(ASH8)、商店街とか行政、市民、医療、福祉、あとは金融機関、マスメディア、大学という団体が一緒にグループになってやってきたというのが私も記憶にありまして、それは、ここ10年ぐらい活動されていると思います。ですので、そういうものはもう母体としてありますので、そういうことを活用する中で、当然我々も入りながら、どんなことがいいのかということを考えていく輪を、また、まちづくり会社としてLLCまちづくり甲府もございますので、そういうメンバーも入れながら、これから、当然、朝日町ガードのこともありますので、それも含めて、いろいろこちらも協力をしてまいりたいと考えています。  以上です。 239: ◯天野委員長 坂本委員。 240: ◯坂本委員 そうですよね。いろいろな形で支援していただいていることは承知をしておりますし、その中で、今、現職の人をなんていう話をしましたけど、やはりその人はその人でまた忙しいし、1つのものを単独で受け持つことはできないだろうとは思っております。  そんなところで言われてきましたのが、OBの、例えば今までまちづくりに対して、商店街とか、そういう活性化に対して研究してきたプロがいるわけですね、行政の中には。その人たちが、例えば65歳で、定年という形で退職したときに、そういう人を活用させていただいて張りつけていただけるような形になるとありがたいかなと。  いろいろな意味で、例えば毎日その中を見ているんじゃなくて、商店街活性化のノウハウを持っている人たちが、その運営をしている役員さんたちにアドバイスをしてもらうのが彼らにとっては一番の支援になります。特に、先ほど言われましたように、朝日町ガードが通行止めになると、本当に死活問題になってきます。後でまた見てもらえば分かりますが、もう道がありません。まあ、迂回路はありますよ、ありますけど、朝日通り商店街へわざわざ行くことはないかなというような形になっちゃうんです。  ですから、本当に彼らは、今、死活問題で悩んでおりますので、行政としてそういうアドバイザーを、ノウハウを持ったOBの方を活用させてもらえればというのが彼らの要望なんですが、いかがでしょうか。 241: ◯天野委員長 依田中心街再生担当課長。 242: ◯依田中心街再生担当課長 アドバイザーとしてOBを招聘したいということも1つだと思っています。ですので、それも検討はするんですけれども、やはり先ほどお答えしたように、我々行政、今、職員としてもどんどん関わっていきますので、あとはまちづくり会社、LLCまちづくり甲府とか、いろいろな団体が関わっていきますので、1つそういうことで、相談としては受けまして、これから考えていきたいと思っています。  以上です。 243: ◯天野委員長 坂本委員。 244: ◯坂本委員 まだこれから始まる話ですが、ただ、反対に言いますと、横沢ガードの朝日通り商店街と、こういう特殊な形になったものですから、例えばプロジェクトを作って、こうしようか、ああしようかというように、これをモデル地区に考えていただければありがたいかなと思っておりますので、またこれからいろいろ見ていきますが、どうかよろしくお願いをいたします。  最後に要望ですが、先ほどから言っておりますように、朝日町ガードの工事が7年間から10年間かかるということを言われますと、はっきり言いまして、朝日通り商店街としても生き残りの対策が必要となります。ですから彼らも、これから皆さんに対して多様な要望をしていくと思いますので、どうかよろしくお願いをしたいと思います。  例えば、今、みんなに考えてもらっているのは、先ほど言いました、朝日通り商店街ばかり言って申し訳ないですが、年3回の歩行者天国をやっていると、こういうことでございますが、結構、3,000人から4,000人ぐらい来るんですよ。そんなことがありますから、今度、要望として、朝日町ガードの工事期間中は月に1回ぐらいとか、例えば3回を、年にその倍の6回とか、歩行者天国にしてもらえないかなと、そういう要望が来たときに、これは警察の関係になりますから、それを一緒になって応援してやってもらえるような形にしていただければ、内容とかイベントは本人たちが考えることですから、アドバイスできる、それから力を貸してあげられることがありましたら、そういう意味で、全然今までと雰囲気が変わる地区になっちゃいますので、力を貸していただければと思います。よろしくお願いします。 245: ◯天野委員長 続きまして、望月委員。 246: ◯望月委員 お願いします。8点ほどありますので、端的にお伺いをしていきたいと思います。  最初に、昇仙峡の観光活用についてお伺いしたいと思います。  昇仙峡については、昇仙峡リバイバルプラン、あるいは甲府市観光振興基本計画等で、今定例会本会議で荻原委員も甲府市観光振興基本計画について御質問されておりまして、方向性等をお伺いすることができました。  私は、まず、前回の令和2年12月定例会経済建設委員会でもお伺いをしたんですけども、昇仙峡リバイバルプランの取扱いについて、これは昇仙峡に限ってなんですけども、第3次甲府市観光振興基本計画に反映していきたいということで御答弁もいただいており、昇仙峡リバイバルプランにも、そのようにお願いしたいということも盛り込まれております。  まず素案として、パブリックコメントを、今行っていると思うんですけれども、その段階において、今盛り込んだ点、昇仙峡リバイバルプランからどのように活用してきたのか、そういった点をまずお示しをいただけたらと思います。お願いします。 247: ◯天野委員長 深井観光課長。 248: ◯深井観光課長 昇仙峡につきましては、本市を代表する重要な観光地の1つであり、昨年度、昇仙峡の活性化対策などについてまとめました昇仙峡リバイバルプランが甲府市に提出されました。昇仙峡リバイバルプランにおきましては、基本理念を観光客が訪れたくなる昇仙峡と掲げ、多様な楽しみ方で、かつ長時間滞在できる施策や、昇仙峡ならではの価値を見いだす施策などの実施について検討していくとされており、様々な取組をしていくこととしております。  こうしたことから、第3次甲府市観光振興基本計画におきましては、昇仙峡の周遊観光の促進や、日本遺産を活用した観光振興などに取り組み、観光ガイドの育成や次世代交通システム等の検討、自然を活用した新たなアクティビティの動線づくりなどを進めてまいります。  以上でございます。 249: ◯天野委員長 望月委員。 250: ◯望月委員 大事なことは、今おっしゃられたように、周遊を一体的にやっていって、新たなアクティビティもやっていくということで、その方針が第3次甲府市観光振興基本計画の中に示されているということでお伺いしました。基本的に、昇仙峡というと、滝上、あるいはロープウェイといったイメージがあると思うんですけども、そこだけではなくて、いろいろなものを活用をすると考えれば、大変大きな観光スポットとしてこれまでも非常に活躍をされてきた場所でありますし、これからももっと、ある程度、そういったアクティビティも取り入れた形で進めていっていただければなと思います。  この一体的な観光活用ということで考えると、昇仙峡リバイバルプランにも入っているんですけれども、荒川ダム周辺の可能性も大きく出てくると思います。ここは、荒川ダムができて水没した現地の方々もいらっしゃいますし、そういった方たちの理解もあって、これまで進めてきた、甲府市だけじゃなくて山梨県全体の事業でありますので、そういったものも、甲府の水がめとしてしっかり役割を担ってきたと思います。  そういった点も含めて、これから一体的な観光活用ということで可能性をお伺いしたいと思いますけども、私も、ここ半年ぐらいで、4回ぐらい、ロープウェイや荒川ダム周辺も含めて視察する機会がありました。魅力ある観光資源、改めていろいろあるななんて、まちづくり調査研究会でも行ってまいりましたし、会派でも行ってまいりましたし、何回行ってもいいところだなと実感をしているところであります。  そこで、荒川ダムの周辺についてお伺いをしたいんですけども、市道1号線、市道2号線があると思うんですけども、そこが、2年ほど前にも、工藤副市長も見に行かれたなんていうことも聞いておりますし、荒川ダムを造ったときにできた荒川ダム記念館、その辺も見に行かれたなんていうことも聞いておりますし、その後、荒川ダム周辺の活用についてどのように進めてこられたか、あるいは今後昇仙峡リバイバルプラン、あるいは、この観光振興基本計画をつくってどういうふうに進めていくか、そういった点、お考えがあればお願いいたします。 251: ◯天野委員長 深井観光課長。 252: ◯深井観光課長 昇仙峡や荒川ダム周辺の利活用についてなんですけれども、今年度、昇仙峡観光協会におきまして、荒川ダムでカヌーの体験を行ったり、サイクリングであったりトレッキング、テントサウナなど、そういったアウトドアとほうとうづくりの体験というものを組み合わせてツアーを開催したと、そこで大変好評だったということをお伺いしております。こうした民間の活動というのは、さらなる昇仙峡の活性化については非常に重要なものであると思っております。  それから、昇仙峡地域につきましては、秩父多摩甲斐国立公園や甲武信ユネスコエコパークなどに指定されておりますことから、何か事業を実施するにつきましては規制等もありまして、国や県などの許認可が必要になることもございます。こうしたこともありますので、民間の活用の実績も踏まえながら、さらなる利活用の可能性につきまして、専門家の意見をお聞きしながら、新たなアクティビティの実現に向けまして、地元の昇仙峡観光協会などと協力しながら、今後、取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 253: ◯天野委員長 望月委員。 254: ◯望月委員 地元の昇仙峡観光協会ともというお話をいただきながら、規制もあるので、その中で最大限やっていくということで考え方をお伺いしました。  あと、地元の昇仙峡地域活性化推進協議会も立ち上げてますので、そこの方々ともぜひ協力しながら、これはまちづくり部の道路河川課にもつながる話で、所管が違いますけども、これまで、特に市道なんかは、そのまま野ざらしというか、木や草が生えっ放しというところもあったりして、それが規制でどうにかできないということであれば、しっかり交渉もしていただきながら、アクティビティとして活用するというふうに、今、お答えもいただきましたので、そういったものもぜひ、こうするからこうしていくんだという甲府市のメッセージもしっかり入れていただきながら進めていただければと思います。  先日行ったときに、昔、スキー場が、この市道1号線、市道2号線の辺りにあったというのも聞きまして、本当にびっくりしました。昔、にぎわっていたんだななんて思いますし、今、そこを通っても、先ほどお伝えしましたように草や木がそのままになっていますので、もっともっと活用できるんじゃないかなと思っております。そのときに、マウンテンバイクの専門家の方も同行していただいて、全国で活躍されている南アルプスマウンテンバイク愛好会の弭間 亮さんという方がいらっしゃるんですけども、その方も、とても可能性のある場所だということで言われておりましたので、これは期待をしているところであります。  ぜひそういった点も踏まえて、一体的な活用として、アクティビティの可能性もまだまだありますので、これからの昇仙峡、今後の昇仙峡ということを考えていただいて、魅力のある観光活用をお願いしたいと思います。  続いて、ロープウェイの乗り口の周辺に関してのことをお伺いしたいと思います。滝上の市営駐車場からロープウェイ入口までの河川の活用について、ちょっとお伺いをしたいと思います。  現在、昇仙峡観光協会の会長をはじめ、地元自治会、関係団体の方々から山梨県に対して要望を出しているということをお伺いしております。滝上の静観橋から新静観橋までにもう一つ橋をかけてほしいということで要望が出ております。これは引き続き山梨県として検討していくと思うんですけれども、もう一つ要望がありまして、市営駐車場から河川、それからロープウェイの入口の駐車場のところにかけて、川辺でも遊べる河川の整備をぜひお願いしたいということがありました。これも山梨県も関わることではあると思うんですけども、本市としてもぜひ関わっていって、橋をつけるのに関しては、時間もかかるし、山梨県として検討して、本市と交渉しながら進めていくということではあるんですけども、ぜひ、今、可能性のあるアクティビティも含めて考えれば、安全管理は必要ですけれども、飛び石なんかを置いて子どもたちが渡れるようなものも造りながらやっていってもいいんじゃないかなという話も聞いております。その辺、実現できるように研究していただきたいと思うんですけど、その辺はいかがでしょうか。 255: ◯天野委員長 深井観光課長。 256: ◯深井観光課長 市営駐車場のところの水辺の活用につきましては、現在、昇仙峡観光協会などが夏のイベントとかで利用しているということは承知しております。また、先ほど望月委員からお話をいただいたようなことも含めまして、多方面から様々な御意見をいただいているところでございます。  昇仙峡は本市を代表する重要な観光地の1つであると考えておりまして、特に昇仙峡の活性化に向けましては、昇仙峡リバイバルプランや日本遺産の関連事業を推進する中で、昇仙峡観光協会、甲府市観光協会、公益社団法人やまなし観光推進機構、湯村温泉旅館協同組合、甲府ホテル旅館協同組合、山梨県、甲斐市、甲府市で構成します昇仙峡地域活性化推進協議会を立ち上げまして、官民が協力をして事業に取り組んでいるところでございます。こうしたことから、いただいております御意見などにつきましては、この協議会のほうで話し合っていくべきものと考えております。  以上でございます。 257: ◯天野委員長 望月委員。 258: ◯望月委員 たくさんの団体も挙げられてお答えをいただいたんですけども、これまで地元の方がやはり一番長く見てきて、いろんな時代を経て今に来ていると思いますので、その流れも把握するためにも、ぜひ地元の協議会、あるいは昇仙峡観光協会、そういった方々を中心に、またこういった事業化をされるのであれば、そこに展開をしていただきたいと思います。先ほど飛び石なんていう話もしましたけれども、2年ぐらい前に経済建設委員会で京都府京都市の鴨川を視察したんですけれども、しっかり整備されていて、そこがかなり、カップルやお子さん、御家族、いろいろな方でにぎわっていたのを覚えていますので、ぜひそういったものも検討材料に入れていただきたいと思います。  いずれにしましても、この昇仙峡、まだまだ何千年、何万年続く風景美がありますので、今できることに全力でしっかり取り組んでいただいて、さらには皆さんが、やっぱり地元の人も、来る人も、皆さんが納得いく、そういったプラン、あるいはその事業の展開を進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  この点については展開を見届けさせていただきますので、また委員会等でも取り上げさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  昇仙峡については以上です。  次に、戦国BASARAのスタンプラリーについてお伺いします。  これも昨年の令和2年12月定例会で、市内のスタンプスポットが少し少なくて寂しいのではないかなということで御指摘をさせていただきました。今年2月いっぱいでこのキャンペーンは終わっていると思うんですけども、検討されてこられたか、あと全体的な実績はどれぐらいあったかをお示しいただきたいと思います。 259: ◯天野委員長 深井観光課長。 260: ◯深井観光課長 戦国BASARAの市内のスポット等に関しましては、観光客の方が観光地を周遊しながら楽しんで参加いただけますように、昨年度から1か所追加しまして、当初、8か所で設置をいたしました。その後、冬の温泉地への誘客と、宿泊客の市内観光地などの周遊を図るため、湯村温泉郷の旅館・ホテル8施設に御協力をいただきながら、新たにスタンプスポットとして8か所を追加したところでございます。  令和2年度の参加者などは、現在、集計中でございますが、速報値といたしまして、紙とモバイルのスタンプラリーについては1,647人の参加者がございました。  以上でございます。 261: ◯天野委員長 望月委員。 262: ◯望月委員 これを、事業予算350万円ということでお伺いをしております。平成28年度だと4,000万円の経済効果が出ているということで、非常に大きな事業であると思いますし、このコロナ禍の状況においても1,647人の人が参加しているということを考えれば、まだまだ可能性はあるのかなと思いますし、引き続き定期的にこういったものも行っていただきたいと思いますし、先ほど言いました昇仙峡にも観光としてつながる部分であると思いますので、アフター・コロナの時代をまた見据えて、周遊できるような企画も作っていただきたいと思います。その指摘で追加したということで、ありがとうございました。感謝を申し上げます。  次に、ジャパンジュエリーフェアについてお伺いをしたいと思います。  これは今定例会本会議でも、私、一般質問で取り上げさせていただきましたけれども、ちょっと時間がなくなってしまって、後を述べさせていただくのがちょっと中途半端になってしまったんですけども、地場産業、あるいは経済波及効果を捉えて、産業部が中心に関わっていっていただくということでお伺いしました。
     一方、昨日の総務委員会でも、我が会派の清水(仁)代表の、市長直轄組織として、PR、情報発信や、国際交流の観点からも産業部との連携をお願いしたいという発言に対し、連携していくとの答弁もされておりました。国内最大級の展示会でありますので、この辺の観点からも、ぜひ連携をお願いしたいと思いますが、市長直轄組織や企画部等と、そういった点についての方針もお伺いをしたいと思いますけど、よろしいでしょうか。 263: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 264: ◯里吉観光商工室長 ジャパンジュエリーフェアにつきましては、本市の宝飾産業のさらなる振興につながるよう成功に向けて協力していくという形で、今定例会本会議で志村産業部長が答弁をさせていただきました。現在のところは、どのような取組ができるか、まずは産業部内で検討しておりますが、様々関係するところもございますので、協力しながら進めていきたいと考えております。  以上でございます。 265: ◯天野委員長 望月委員。 266: ◯望月委員 様々巻き込んでいくということでお伺いしました。甲府商工会議所も中心で入っていると思いますので、本市と直接協議していくのであれば、そういった機関になるのかなと思いますけども、その辺も密にぜひ連携を取っていただいて、この9月の3日間が終われば、10月に日本女性会議2021in甲府もあったり、あるいは延期になった信玄公祭りもそこに来ると思います。9月から新型コロナウイルス感染症がどういうふうになっているか、状況は誰も分かるところでありませんけれども、明けたとなっていれば、ぜひそこから機運を盛り上げるような、甲府の最大限の産業としてのアピールをまたしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  市民への再認識については、学習支援として、水晶・宝飾の歴史など、いろいろな点でも、また子どもたちにも教えられる部分もあるんじゃないかなと思いますので、こういった機運のきっかけにもしていただけますように、よろしくお願いしたいと思います。  次に、商工関係で、ヨドバシカメラの出店についてお伺いいたします。  甲府駅南口のビル、旧山交百貨店ビルに関して、看板が見えてきて、いよいよなのかなという感じもしておりますけども、具体的にどういうふうになっていくのかというのが、まだ市民の中で及んでいないのかなというところもあります。特に甲府駅南口は本市の玄関口でありますので、そういった部分もしっかり市民の皆さんに情報提供ができるようにしていただきたいと思いますけれども、現時点で、本市からの働きかけ、あるいは株式会社ヨドバシカメラ側の動きとして、何か進捗がありましたらお示しをいただきたいと思います。 267: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 268: ◯里吉観光商工室長 これまでもお話しさせていただきましたが、ヨドバシカメラの出店に関しましては、株式会社ヨドバシカメラ側の担当者と必要に応じて協議をしているところでございます。現状では、コロナ禍で開業に向けて苦戦しているけれども、できる準備をするというような形で承知をしております。  また、ヨドバシカメラ単体ではなく、周りとも連携をしていきたいということで、私どもも甲府駅前の活性化に寄与してほしいということも申し上げているところから、そういうことも踏まえながら、今、取組を進められていると聞いております。  以上でございます。 269: ◯天野委員長 望月委員。 270: ◯望月委員 今、答弁の中で、準備をしているということでありますけども、私、玉諸地区の方面でスポーツ店をたまに利用しているんですけれども、そこから手紙が来て、4月下旬から甲府駅南口に移転しますという、新聞にも出ているのですけども、そういったことが、4月下旬になるんだというのはそこで初めて私も気づいたんですけども、そのヨドバシカメラがいろいろな店舗を入れていくということもそこで分かるんですけども、甲府市として何かここに設置するとか、あるいはこうしていきたいけれどもという協議をされていることはあるんでしょうか。 271: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 272: ◯里吉観光商工室長 ヨドバシカメラの出店につきましては、かなりのマーケティングを行って、甲府の駅前にふさわしい形のテナントを検討されていると思います。私どもからテナントの内容について言及するということはございませんが、駅前の活性化に資するようなということで、それを踏まえて取り組んでいただいているものと考えています。  以上でございます。 273: ◯天野委員長 望月委員。 274: ◯望月委員 テナントがどこになるかというのはまだ分からないということでありますけども、本市として何か直営でやるとか、例えば甲府市観光案内所は別棟でありますので、そういった点はいいと思うんですけども、何か本市としてこういうことをしたいとかということは、特に今のところ、4月下旬のオープンというふうに僕は手紙を見て思っているので、そうなるのであれば、もういろいろな協議が詰まっているのではないかなと思うんですけど、そこら辺に関しては今のところはないということでよろしいですか。 275: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 276: ◯里吉観光商工室長 本市がヨドバシカメラの中に入って何かをするということは、現在のところはございません。 277: ◯天野委員長 望月委員。 278: ◯望月委員 いずれにしましても、本市の玄関口でありますので、出店していただいてよかったというだけではなくて、イベントや、例えばいろいろな行事を行うときにも積極的に絡んでいただいたりとか、その場所を借りて何かできるのであれば、またそれもいろいろ商工課としても考えていかれる点だと思いますので、いずれにしましても密に連携を取りながら、甲府駅の南口、甲府駅前のにぎわいにぜひ貢献をしていただけますように、よろしくお願いをしたいと思います。  次に、ココリについてお伺いをしたいと思います。  イオン甲府ココリ店が撤退して、先ほどのヨドバシカメラのオープンも含めて、今、甲府市子ども屋内運動遊び場もまちなかにできるということで、いろいろな期待をしているところでありますけれども、ココリは、さらに位置づけとして重要になってくるというふうに思います。昨年11月のイオン甲府ココリ店撤退以来、担当課としてもいろいろ働きかけはしてきたと思うんですけども、その後の状況について、まずお伺いをしたいと思います。 279: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 280: ◯里吉観光商工室長 ココリの件につきましては、テナント誘致のマネジメントをしていただいておりますイオンモール株式会社の担当者と、随時、情報共有をしております。そうした中、ヨドバシカメラの話でもありましたけれども、新型コロナウイルス感染症の影響で多くの企業が既存店舗の撤退や新規出店の見送り、そういった形が全国的にあって、非常に厳しい状況にあるということを聞いております。そういった意味からも現状決まっていないところですが、これからも様々な企業にアプローチをしていただくようお願いをしているところでございます。  以上でございます。 281: ◯天野委員長 望月委員。 282: ◯望月委員 コロナ禍ですので、大変、働きかけには苦労しているのは重々承知はしているんですけども、これは、イオンモール株式会社に対して、昨年11月に撤退をしたことについて、責任という言い方をするとちょっと重いかもしれませんけれども、予定より早く撤退となったことについて、甲府市との協定もあったと思いますけども、そういった部分で、イオンモール株式会社側から何か表明している部分というのはあるんでしょうか。この撤退をしてしまったことに対しての部分というのをお伺いしたいと思います。 283: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 284: ◯里吉観光商工室長 撤退をして、これまでイオン甲府ココリ店が中心市街地の活性化であるとか商業の振興にも寄与していただいたと考えておりますので、撤退されたことは非常に残念でありますけども、イオンモール株式会社側からは、これからも中心市街地の活性化についても寄与していくということも聞いておりますので、一緒に取り組んでいきたいと考えております。  以上でございます。 285: ◯天野委員長 望月委員。 286: ◯望月委員 イオンモール株式会社も今後も関わっていくということで理解をさせていただきました。ぜひ、これは再三言っているんですけれども、我々が学生の頃なんか、昔のパセオですか、もう学校の帰り道に寄るのが当たり前なぐらい、中心街を含めてにぎわっていたところでありますので、今、現状を考えると、ちょっと寂しいこともあります。生活圏も変わってきて、いろいろな社会状況等に鑑みなきゃいけないところはあると思うんですけども、ヨドバシカメラが出店して、さらに甲府市子ども屋内運動遊び場もできるということでありますので、ぜひこういったことも1つの契機にしていただいて、積極的な働きかけをお願いしたいと思います。御努力されているのは重々承知しておりますので、引き続き粘り強くお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。  次に、林政課になるのかな、カラスのおとりわなについてお伺いをしたいと思います。  この件は当委員会でも、12月のクリスマスの日に、カラスのおとりわなについて、甲州市に行政視察に行ってまいりました。ここでせっかくなので聞きたいと思いましたので、当委員会で取り上げさせていただきました。  甲州市塩山の大藤地区の地元農家さんが中心となって、カラスの捕獲・駆除の取組をしてこられたということで、先進的な事例として視察に行ってまいりました。ここでは、農家さん、猟友会の方、JAフルーツ山梨、あとは甲州市の職員さん、みんな一体となって、カラスの駆除・捕獲について取組をされておりました。  まず、本市について、この取組があるかどうかをお伺いしたいと思います。 287: ◯天野委員長 桜林農林振興室長。 288: ◯桜林農林振興室長 カラスにつきましては、もう既に平成22年のときから苦情等が来まして、平成23年には生息調査等を行っております。それ以来、対応としましては、国とか県の、通り沿いのケヤキの剪定ですとか防鳥ネットの依頼、東京電力パワーグリッド株式会社においてはとまりにくい電線への対応についての要請、また市役所では、昨年度から夕方になるとちょっと音がする、音波による障害ですとか、そういうものもやっております。近隣のビルにおきましては、カラスがとまりにくいようなワイヤーをつけたり、市役所と同じような音波を使ったものについて紹介をしていったりとか、その結果ですけど、山梨県防災会館ですとか、最近ではNTT東日本甲府ビルのほうからも問合せが来ている状況でございます。  以上です。 289: ◯天野委員長 望月委員。 290: ◯望月委員 現在の甲府市の取組についてお伺いをしましたけれども、甲州市ですと、都市部というより、やはり山間地、あるいは農地でそういった試みを行っている。ただまちなかに来たカラスを追い払うという形ではなくて、環境的にいろいろな話も出てくると思うんですけども、駆除を行うというような固い決意のもと、行われていると思うんですけども、そことの交流、あるいは甲府市としての取組というのはあるでしょうか。 291: ◯天野委員長 桜林農林振興室長。 292: ◯桜林農林振興室長 少し言い忘れましたが、先日、12月に視察した際のおりと同じ、ちょっと規模は小さいんですが、甲府市としても、横根町と旧中道町に設置してあります。若干成績は悪いです。  甲州市の方とはいつでも連携を取りまして、おとりのカラスのやり取りですとか、そういったことをしています。最近では、古いおりをお借りしたり、無償で譲渡をさせていただいたりとか、そういったやり取りもあります。向こうの方のほうがちょっとたけているので、いろいろ、おりについての設置場所とか、そういった形のアドバイス等を受けたりしています。  以上です。 293: ◯天野委員長 望月委員。 294: ◯望月委員 まとめさせていただきますけれども、連携もしているということで、いろんな情報交換もしていただきたいと思います。甲府市内に限って飛んでいるカラスでもないと思いますし、甲州市内だけで飛んでいるカラスでもないと思いますので、その山間地、横根町、旧中道町というふうに言われておりましたけれども、そこで対策することによって広域的な対策にもなってくると思いますので、ぜひ連携しながら、お互いのおとりのカラスを交換し合うとか、そういったものもあると思いますし、それに関しては桜林農林振興室長も同行されていたので重々承知はしていると思いますけども、ぜひそういった、まちなかから追い払うだけじゃなくて、来させないための展開もしていただきたいと思います。  以上です。  あと、引き続き林政課で、先ほどちょっと触れましたけども、甲府市南北地域おこし協力隊について、今定例会本会議で述べさせていただきました。  令和2年度から林政課に移管されたということでお伺いをしておりますけども、現状、甲府市南北地域おこし協力隊全体について、どれぐらいの相談が来ていて、実際、そこに結びついているか。この相談体制の流れ、林政課に直接相談が来ているのか、個人から来ているのか、庁内で流れてそういう相談体制になっているのか、そこら辺もちょっとお示しをいただきたいと思います。 295: ◯天野委員長 桜林農林振興室長。 296: ◯桜林農林振興室長 甲府市南北地域おこし協力隊につきましては、現在、甲府市南北地域おこし協力隊推進事業実施要綱という要綱がございまして、これに基づいて委嘱をしております。現在、2名の方が現役で委嘱されております。  流れといたしましては、南北地域、旧中道町と旧上九一色村北部地域、あと北部地域の上帯那町、下帯那町、平瀬町、竹日向町、高成町、御岳町、川窪町、高町等の北部地域、黒平町も含めまして、こういった地域の振興に携わるということで、現地の農業法人ですとか農林業の習得活動、地域活性化活動及び地域行事活動等を通して定着していただくということを目的にして、支援団体を募って、支援団体の募集により本市が委嘱するという流れになっています。  以上です。 297: ◯天野委員長 望月委員。 298: ◯望月委員 これ、先ほども申し上げましたけれども、移住・定住も絡んでいると思いますので、本来であれば、御提案申し上げたように、範囲の拡大をしていただいて、いろいろな方々がいろいろな活動内容に触れていただくようにしていただきたいというのが現状なんですけども、志村産業部長の御答弁では、現状で頑張っていくということで本会議でも答弁されておりましたので、ぜひ、今、2名ということで、特に旧中道町で活動されているということでお伺いしましたけれども、平成30年7月に、農業以外でも地域おこしやまちおこし、PR、地場産品の開発、いろいろなことにも活用できるよう、幅を広げた部分もありますので、いろいろな面で、また活躍していただけるように、募集のPRもしていただければと思います。  平瀬町、高成町、御岳町、川窪町、いろいろな場所でも、南北地域ですので活用できるということをお伺いをしましたけども、先ほどの観光の部分にもつながりますけれども、昇仙峡でアクティビティとか、いろいろなものをこれから展開をしていくのであれば、まさにこういった移住・定住をして、都内や首都圏から来た人たちがこういったものにいろいろ参画していただいて昇仙峡等を盛り上げていただくということも、1つの手段として使えるのではないかなと思いますので、ぜひ積極的に林政課だけでとどまらず、いろいろなところと連携して、移住・定住も含めて、そういった試みもしていただきたいなと思います。  せっかく国から100%出る報償費と、募集に対しても200万円補助が出たりとか、特別交付税で出ますので、どんどん活用していただいて、甲府市の地域活性化、あるいは移住、そしてこういった観光の活性化、いろんな多方面で活用していただきますように、引き続き頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  あと、次が就労支援についてです。  ブドウの晩腐病について、昨年来、非常に多く、その晩腐病で処分をしたという農家さんが出たことについて、いろいろな様々な事業でそこに対する対策を講じられてきたと思います。  令和2年9月定例会での補正予算では、剪定枝の処分、たしか今年の3月までの持込み分で、甲府市が事業化して、対策事業として講じられてきました。その点について、実績等ありましたら、今年3月末だからまだ終わってないと思うんですけども、現時点でどのぐらいの持込みがあったのかお伺いをしたいと思います。 299: ◯天野委員長 山本就農支援課長。 300: ◯山本就農支援課長 昨年度、ブドウ晩腐病の大発生がありまして、農家に甚大な被害をもたらしたわけでございますけれども、今期に向けて、晩腐病の蔓延を防止するためということで、罹病した剪定枝を場外に持ち出すことが重要ということで、甲府市におきましては、市街化、それから混住化が進んでいる中で、甲府・峡東クリーンセンター等へ持ち込む農家もあるということの中で、農家負担の軽減を図るため、剪定枝の処分費を補助することとしたわけでございまして、実施期間は今年3月31日までということになっておりまして、今、JA山梨みらいのほうでまとめていただいているところでございます。  現在の状況を報告いただいておりますけれども、申請段階でございますけれども、申請農家数は24戸、それから見込みの処理量は22.5トン、それから事業費の見込額は40万4,000円ということでございます。  以上でございます。 301: ◯天野委員長 望月委員。 302: ◯望月委員 24戸の農家さん、22.5トンが申請ベースで上げられているということでお伺いしました。  いずれにしましても、農家さん、大変な労力で、自ら育てた農作物を自らの手で処理をするというのは、かなりやはり精神的にも大きな打撃を与えると思いますし、当然、経済的にも影響を与えていると思います。せめてというか、できる部分で、また来年度以降、前回の令和2年9月定例会経済建設委員会での御答弁では恒久的に考えていくことも必要ということも言われておりましたので、ぜひまた次回の対策につなげていただけるようにお願いをしたいと思います。  もう一点、農家さんとか山梨県やJA山梨みらい等との情報交換の場をぜひという話をしたんですけれども、これは、ブドウ晩腐病や、モモやスモモのせん孔細菌病とかいろいろある中で、日頃のコミュニケーションとしていろいろな意見交換を行っていただければというふうに要望を申し上げたんですけども、その辺りの取組は何かされましたでしょうか。 303: ◯天野委員長 山本就農支援課長。 304: ◯山本就農支援課長 農家の意見交換の場は非常に重要でして、我々もそういうふうに考えておりまして、甲府地域農業再生協議会という協議会を持っておりまして、そこには山梨県とかJA山梨みらいとかの皆さん含めて農家を中心に集まっていただいて、担い手の対策とか地産地消、そういったことを年に2回、協議をさせていただいているところです。  また、各種研修会等を開催させていただいておりまして、そういったところで意見交換をしていただいているところでして、もう一つ、新規就農者が毎年何人かおりまして、多いときで5人、平均で2人から3人は、毎年、なりわいとして新規就農をするという方がございまして、そういった方を含めて交流会等を開催して、直売所のほうで講演会、勉強をした後に交流会というような場を設けまして、新規就農者には周りの農家さんを知ってもらう、周りの農家さんには新規就農者を知ってもらうというような場を設けるように努めているところでございます。  以上でございます。 305: ◯天野委員長 望月委員。 306: ◯望月委員 甲府地域農業再生協議会も関わりながら意見交換していくということでお伺いしました。基礎自治体として、甲府市が一番声が届きやすい行政であると思いますので、その辺りの声も大事にしていただいて、日頃のコミュニケーションをしておくことでいろいろな対策にもまたつながってくるかなと思いますので、ぜひその辺も力を入れていっていただければと思います。  以上です。 307: ◯天野委員長 岡委員。 308: ◯岡委員 右左口の里、6款1項3目です。  右左口の里66万5,000円の内容、何か存目みたいな予算ですけれども、いずれにいたしましても管理費だと思いますけど、場所的にも非常にいいところなんですよ。県道甲府精進湖線の脇で、帯那へ入っていくよりよっぽど来やすいというか、行きやすい場所なんですけども、管理費66万5,000円で1年間をやっていくという、その感覚がちょっとよく分からないんですね。もっともっと広報媒体を使って、十分に甲府の皆さん、またほかのところの皆さん方にも知らしめていただいて、そして使用していただければもっといい場所になるのではないかなと思いますが、その辺のことについていかがですか。 309: ◯天野委員長 野呂瀬農政課長。 310: ◯野呂瀬農政課長 来年度の当初予算の部分も含まれるようなところがあろうかと思いますけれども、この右左口の里の事業につきましては、施設の運営管理の事業費になっております。  施設のPRというところでございますけれども、これまで本市とあと指定管理を受けている株式会社えべしという団体と連携の下に、甲府市のホームページですとか株式会社えべしさんのホームページ、また甲府市子育てガイドブックやパンフレットの配布、そういったものを通じてPR活動を行っているところでございます。  以上です。 311: ◯天野委員長 岡委員に申し上げます。来年度予算については、予算特別委員会での審査となりますので、ちょっと質問内容を変えていただきたいと思います。  岡委員。 312: ◯岡委員 了解しました。  今言ったように非常にいい場所ですので、もうちょっと広報媒体を使っていただきたい。  それから、右左口の里に入ったところにトイレがあって、上にはトイレがないという状態で、これは、右左口の里の皆さん方もその辺も指摘をされてきたことだと思います。できるだけ使いやすい、使い勝手のいい、そういう右左口の里にしていただきたいと思いますが、その辺のトイレの関係、どうなっていますかね。 313: ◯天野委員長 野呂瀬農政課長。 314: ◯野呂瀬農政課長 右左口の里にはトイレが3つございます。1つは、岡委員がおっしゃられたとおり、駐車場の入口のトイレでございまして、こちらのトイレにつきましては浸透式のトイレになっております。残りの2つにつきましては、民芸館と、あとバンガローの横にございまして、双方とも水洗のトイレということでございます。衛生的な配慮から、駐車場入口のトイレにつきましては、現在、使用のほうをちょっと制限させていただく中で、運営をさせていただいているところでございます。  以上でございます。 315: ◯天野委員長 岡委員。 316: ◯岡委員 ぜひともその辺の使いやすい設備を造っていただきたいと思います。これはそれでいいと思います。  それで、有害鳥獣対策ですが、これまでも、特に中道地区、帯那地区、それから平瀬町や旧上九一色地区なんかも含めて、大型獣の関係の被害が非常に多く出ております。3月、4月、5月というと、スモモの木などの上に、サルは乗っかるわ、またはシカが出てそれを食べているわで、中道地区の皆さん方も非常に苦慮されておるようでございます。空砲を鳴らすというのは、時間的に、一度鳴ったら30分鳴らない、また鳴ったら30分鳴らないとか、そういうふうなことで、もう動物が間隔を読んでしまっていて、それでどんどん入ってくるとか、または電気の通った網の下を潜って入ってくるということですけども、ほかの県外の市町村で、もっともっと何か効果的な対策をしているところがないでしょうかね。甲府市で、今後、そういうものをもうちょっと研究をするということについてはいかがですか、質問します。 317: ◯天野委員長 山本就農支援課長。 318: ◯山本就農支援課長 大型獣の被害につきましては、有害鳥獣対策の事業を通じまして、甲府市で甲府市鳥獣害対策実施隊というものを組織しまして、それで、わな、それからおり等を山あるいは農地近くに設置をさせていただきまして、駆除等を行っているところでございます。
     被害につきましては、イノシシ、シカ、大型獣につきまして、平成30年度は122万円、令和元年度は84万円、今年度は46万円ということで、これは、被害の通報がありまして、すぐに現場に行きまして、現地で状況を確認した被害額ということになりますけれども、大型獣につきましては、甲府市鳥獣害対策実施隊の皆さんに御活躍いただきまして、かなり駆除等が進みまして、徐々に被害金額は少なくなってきているかなという状況でございます。ただ、年々、小型獣の被害金額が多くなっているという状況がございます。  そんな中で、できるだけ多く、甲府市鳥獣害対策実施隊のメンバーになっていただくということに努めております。今年は61人が甲府市鳥獣害対策実施隊に登録いただきまして活動をいただいているところなんですけれども、この方々を多く増やしていくというのが対策の第一義と思っておりまして、増やしているところでございます。  また、小型獣につきましては、市街地等でも被害が増えておりまして、そんなものに対応するために、小型獣に適した設置おりを購入しまして設置しているところでございます。最近は特にアライグマの被害が増えているということで、アライグマ専用のおりがございますので、今年新たに購入して、今後、対応していきたいと考えております。  以上でございます。 319: ◯天野委員長 岡委員。 320: ◯岡委員 そうですね、アライグマが非常に多くて、上町辺りでもアライグマが飛び回っていますね。私もここのわなを借りて2匹ばかり捕獲しましたけど、まあ、多いですよ。  猟友会の皆さん方がだんだんお年になって少なくなっていることも含めて、非常に大変だな、だんだんそういう動物が多くなってくると人間が脅かされてしまうなということも考え合わせるんですけども、いずれにいたしましても、努力をしていることは了解をしております。  確かに今言ったように、有害鳥獣対策には多くの人たちが関わっておりますので、そういう人たちが、例えば獣道の構造を調べたり、有害鳥獣の行動を分析したり、そういう専門的な部分の内容をしっかりと見極められる地域の人と行政の皆さん方で一緒に研究をされて、成果を上げることを期待します。また、山梨県以外でも、県外の市町村でもいいものを持っているようなところにあっては研究をしてほしいと思います。  以上です。  次は、甲府市地方卸売市場です。  そんなに難しい問題ではないんですけども、甲府市地方卸売市場は、非常にあそこは広い場所なんですね。  令和元年9月定例会本会議でも、私、質問をさせていただきましたが、甲府バイパスの横ですから、非常にいい土地で、一等地ですよ。市場関係者の皆さん方も、これは非常に広くて本当は使いやすいんだけども、だんだん業者が少なくなってきて、使わないところもあるということで、もっともっと、場所を、こじんまりしたところを使ったほうが効率がよくなるんじゃないかなんていうことも言っていますよ。その辺のことについていかがですか。 321: ◯天野委員長 芦澤経営管理課長。 322: ◯芦澤経営管理課長 本市場の位置については、甲府市の中で主要な甲府バイパスとかに沿って、交通の利便性とか、中心どころにあって、とても立地的にはいい場所であると考えております。当然、そのような場所に市場があることによって、流通・物流が確実に安価な運送費等で図れますので、現在地については最適な市場の用地と考えております。  以上です。 323: ◯天野委員長 岡委員。 324: ◯岡委員 数年前に、もう七、八年前になりますか、政友クラブでも、今、貸している土地、それから向こうの卸売市場も含めて、会派で現地視察をして、検討したことがあるんですよ。今私が言ったような、もったいないよねというような話も出ていまして、樋口市長は稼ぐまち甲府を標榜しているわけですから、一部分であっても、使用できるところは甲府市へ返してもらいながらできるだけ有効に使用して、そして小ぢんまりと、みんなが使いやすいようなところを見つけるということも、長期の考え方でやっていっていただければと思いますが、これは要望で終わります。  以上です。 325: ◯天野委員長 川崎委員。 326: ◯川崎委員 よろしくお願いします。  まず、私は昇仙峡のことでお願いします。観光課です。先ほど望月委員より、いろいろ昇仙峡リバイバルプラン等のお話もありましたので、重複を避けて、何点かお聞きします。  昨年6月に日本遺産に認定されまして、約半年たちましたが、その甲州の匠の源流・御嶽昇仙峡の、日本遺産に認定されたことの影響については、新型コロナウイルス感染症等の影響もありますのでなかなか難しいとは思いますが、何か分かった点があればお願いしたいと思います。 327: ◯天野委員長 深井観光課長。 328: ◯深井観光課長 甲州の匠の源流・御嶽昇仙峡の地域につきましては、昨年6月に日本遺産に認定をされたところで、本市の観光資源の新たな魅力として加わったブランドだと思っております。昇仙峡につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響もございまして、入込客数につきましては、ゴールデンウィーク等につきましてはかなり大幅に落ち込んだということをお聞きしておりました。ですが、甲州の匠の源流・御嶽昇仙峡が日本遺産に認定されて以降、昇仙峡への来客数も、落ち幅のほうは縮まっていきまして、10月には前年よりも多く観光客の方がいらっしゃったというようなデータもございます。  以上でございます。 329: ◯天野委員長 川崎委員。 330: ◯川崎委員 さすが日本遺産というところで、今後の期待がかなり高いと思うんですけれども、そこで、市営の昇仙峡の滝上駐車場がありますよね。ほうとう祭りをよくやられているところですけど、あそこはまだ砂利のままになっていますが、日本遺産になっていろいろイベント等も増えると思いますし、周辺にはああいう広場がないと思いますので、非常に活用しやすいと思うんですね。ただ、現状、砂利のままなので、私も何年か前にほうとう祭りに遊びに行ったんですけど、やはり砂利なので、ほこりが立つと。食べ物のイベントとかにちょっとつらいよねという感想を持ちましたし、雨が降れば足元もぬかるみますから、今後、あそこを何か整備するみたいな予定があるかどうかも含めて、よろしくお願いします。 331: ◯天野委員長 深井観光課長。 332: ◯深井観光課長 昇仙峡の滝上の駐車場につきましては、あそこは山梨県の管轄となる河川敷というところもございますので、今のところは甲府市として整備する予定はございません。  以上でございます。 333: ◯天野委員長 川崎委員。 334: ◯川崎委員 駐車場にトイレが1つありますよね。あれは甲府市の所有ですか。 335: ◯天野委員長 深井観光課長。 336: ◯深井観光課長 駐車場にありますトイレにつきましては甲府市の所有となっております。  以上でございます。 337: ◯天野委員長 川崎委員。 338: ◯川崎委員 なかなか駐車場を整備するのは難しいというのであれば、やはりトイレはもう少し、きれいにしていただいたほうがいいんじゃないかなと思うんですけど、その辺、いかがでしょう。 339: ◯天野委員長 深井観光課長。 340: ◯深井観光課長 昇仙峡のトイレにつきましては、甲府市のほうで、清掃等の委託等を行い、常にきれいに、清潔に保てるようにさせていただいております。  以上でございます。 341: ◯天野委員長 川崎委員。 342: ◯川崎委員 清潔に保ってほしいということを伺ったわけでなく、今、和式トイレになっていると思うんですけど、やはり今、新型コロナウイルス感染症等で、洋式トイレにしたほうがいいという流れもありますから、そういった整備はいかがでしょうと伺ったつもりです。お願いします。 343: ◯天野委員長 深井観光課長。 344: ◯深井観光課長 トイレ等につきましては、例えば何か汚れているとか、そういうことがあれば、すぐに現地へ行ってきれいにしているところでございます。洋式化とか、そういったことにつきましては、今のところ予定はございません。  以上でございます。 345: ◯天野委員長 川崎委員。 346: ◯川崎委員 新型コロナウイルス感染症のこともありますし、今、中心街も含めて、いろいろな意味でトイレをきれいにしていますので、和式トイレだと行きづらいという人もいらっしゃいます。ですから、その辺はもう少し考えていただいて、ぜひ、観光地のトイレは汚い、使いづらいという話もよくありますから、日本遺産になった記念ですから、ぜひともトイレもきれいにしていただきたいと思います。  それと、私が今定例会本会議でも質問させていただきました、山梨県のほうで自動運転の実証実験を行うということですけども、甲府市としてはどのように実証実験に絡んでいくんでしょうか、教えてください。 347: ◯天野委員長 深井観光課長。 348: ◯深井観光課長 観光のMaaSというところだと思うんですが、山梨県のほうがやまなし観光MaaS推進協議会というものを、先日立ち上げまして、その中に甲府市として参画をさせていただいております。そちらの協議会で昇仙峡に新たなモビリティを導入して移動するということを検討されております。そこにつきましては、新たな観光のアクティビティというようなものと、あとは遊歩道の、歩いて回れるというような人の流れ等もできますことから、そういった事業が始まりましたら積極的に情報発信等をさせていただいて、活用を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 349: ◯天野委員長 川崎委員。 350: ◯川崎委員 私、令和元年12月定例会で一般質問をさせていただいたときは、山あいの人が少ないところで実証実験したらいかがでしょうというお話をさせていただきました。この実験がうまくいきましたら、そういったところにも目が向くと思いますので、ぜひともどんどん宣伝していただいて、成功していただきたいと思います。  続きまして、がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーンのことを少しお伺いしたいと思います。  こちらも先ほど望月委員からいろいろお話がありましたが、昨年9月に第1弾で、第2弾が昨年12月、今年1月と2か月あったんですが、全体の総括を少ししていただきたいなと。よかった点、悪かった点を、第1弾と第2弾でどういった違いがあったみたいな話もあればありがたいです。よろしくお願いします。 351: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 352: ◯里吉観光商工室長 今回のがんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーンにつきましては、川崎委員がおっしゃったように、第1弾を昨年9月、第2弾を昨年12月、今年1月と行ってきたところでございます。第2弾につきましては、QRコード決済の決済回数、店舗数共に第1弾を大幅に上回り、事業者や利用者双方の新しい生活様式の定着が図られるとともに、飲食店や小売店、小規模な事業者における利用率が高くなったことから、新型コロナウイルス感染症拡大の影響があった事業者にも消費喚起につながったものと考えております。  また、お客さんから、普段よりPayPayを使うことによって常連の方も多く消費をされるであるとか、先ほども少し申し上げましたが、新しいお客さんが増えている、また、QRコード決済を使う方が増えた、そういった来店客数や売上げ、お店の効率にも寄与できたのではないかと考えております。  以上でございます。 353: ◯天野委員長 川崎委員。 354: ◯川崎委員 今、よかった点が主だったんですけど、何か悪かった点とか反省すべき点等はなかったんでしょうか。 355: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 356: ◯里吉観光商工室長 第1弾につきましては、周知までの期間が短かったということもあって、参加店舗が、それでも多かったとはと思うんですけども、第2弾に比べると少なかったと思います。第2弾につきましては、昨年9月に市長の記者会見で、12月からの第2弾の報道ができたということで、そういった面では、第1弾で少し課題になったところがクリアされたと考えておりまして、悪かった点というのは解消できたんじゃないかと考えています。  以上でございます。 357: ◯天野委員長 川崎委員。 358: ◯川崎委員 数店、私の知り合いのお店でトラブル等があったというお話も伺っているんですが、そういった点は、PayPay株式会社のほうと情報交換はどのぐらいの頻度でされているんですか。 359: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 360: ◯里吉観光商工室長 何か問合せあるいは苦情があったときには、すぐにPayPay株式会社の担当者と話をして、改善したり、また確認するようにしております。  以上でございます。 361: ◯天野委員長 川崎委員。 362: ◯川崎委員 としますと、いろいろな情報をPayPay株式会社のほうから開示していただいているということで理解してよろしいでしょうか。 363: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 364: ◯里吉観光商工室長 PayPay株式会社からも情報は入ってきますけれども、どちらかというと利用者あるいはお店のほうからいただいたものをPayPay株式会社に確認するという形が多かったかと思います。 365: ◯天野委員長 川崎委員。 366: ◯川崎委員 分かりました。先ほどからお話が何度もありましたように、非常にこの施策はすばらしいというお話も一部で伺っております。特に商売をしている人たちからはそういうお話は聞くんですが、やはり先ほど清水(英)委員からもお話がありましたように、高齢者がなかなか使いづらい、使えない人もいるという話ですが、私としては、やはりこれは皆さんに使っていただきたいと思います。ほかの携帯のアプリケーション等も、皆さんが使っていただければ、非常にその施策自体も効率よく実施できるものもありますから、これがそういったものの普及する1つの大きな力になっていただきたいと、こう思っています。  また、第1弾、第2弾の評判が非常によかったので、まちの人たちはぜひ第3弾をという期待がかなりありますし、またやってくれる、すぐやってくれるよといううわさ話も出るくらいのことでありますから、ぜひとも第3弾を、まちの人は期待していますので、よろしくお願いします。  以上です。 367: ◯天野委員長 清水(英)委員。 368: ◯清水(英)委員 よろしくお願いします。雇用創生課に、はたらく者のサポートガイドのことでお願いします。  毎年、はたらく者のサポートガイドを発行していただいていることにつきましては、山梨県内では恐らく甲府市だけ、全国でも市町村レベルでは本当に珍しい取組で、本当にすばらしいと思っています。全体を読ませていただいて、働く人の権利など、非常にコンパクトに、なおかつ非常に多岐にわたって書いてあって、本当にいいなと思っております。  最初にお聞きしますけど、今回作成された、今年の令和3年版ですか、こちらの作成に当たってのポイント、重視した点、新しい点などありましたら教えてください。 369: ◯天野委員長 宮川雇用創生課長。 370: ◯宮川雇用創生課長 令和3年度版につきましては、まず変更項目につきましては、山梨県の最低賃金でございます。また追加項目に至りましては、治療関係におきまして、仕事と不妊治療の両立支援、また環境整備につきましては、情報機器作業における労働衛生管理について、そして働き方改革につきましては、テレワークにおける適切な労務管理のためのガイドラインの抜粋事項について追加をさせていただきました。なお、削除した項目はございません。  以上でございます。 371: ◯天野委員長 清水(英)委員。 372: ◯清水(英)委員 多岐にわたるポイントがコンパクトにまとめられていて、本当に私自身もとても勉強になりました。  それで、ちょっと1つ、要望ではありますけれども、新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって事業者の方たちが非常に経営が厳しくなって、それに伴って、コロナ解雇といったことも言われるほど社会問題となっているわけですけれども、ともすれば、コロナ禍で厳しいからということで解雇されてしまうということが社会問題となっているわけでございます。  解雇のことについて、こちらのサポートガイドでは、就労規則で明示した合理的な事由がなければなりませんということが法律で定められているという説明、そして、使用者側の解雇の予告のこと、そして解雇の制限について、労働者の国籍、信条、または社会的身分を理由とする解雇など10項目、詳細に説明をされているということで、こちらも本当にすばらしいと思うんですが、それで、労働契約法においては、無期雇用社員の方の解雇というのは非常に厳しく制限をされていて、客観的・合理的な事由があって、社会的通念上、相当であることが要件とされていると。リストラ、整理解雇の4要件とも言われますけれども、人員削減の必要性や解雇回避の努力義務を尽くしたこと、また人員、誰を解雇するかを選定するに当たっての合理性、そして手続の妥当性といったことが要件とされていますけれども、ともすれば、コロナ禍で大変だからと言われたら、そうなのかなと思っちゃうということもあるかもしれません。今、コロナ禍を理由にされたからといって、それだけで解雇が合法化されるわけではないということを幅広く知っていただくということがとても大切なのではないかなと思うわけですけれども、こうしたことについて、甲府市としてどのような取組を考えていらっしゃいますでしょうか。 373: ◯天野委員長 宮川雇用創生課長。 374: ◯宮川雇用創生課長 あくまで、はたらく者のサポートガイドにつきましては、コロナ禍といった特殊要因に関しまして、労働法がコロナによって改正されたとか、そういった点につきましては掲載していかなければならないかなと感じております。  こちらのサポートガイドの用途につきましては、まずこれから働かれる方、また、現在、働いていて、何か労働問題等に直面された方について、読んでいただいて、どういうサポートが受けられるか、どういったところに相談に行けるかというふうに活用していただきたいので、まず仕事を辞めるとき、解雇もございますし、退職ということもございます。まず、仕事を辞めるときにというページを開いていただいて、自分はどちらの立場なのかな、また解雇の制限というところもございますので、こういった制限を自分は受けているのか、受けていないのか、そしてさらには、問合せ先、相談窓口が46ページから53ページと多岐にわたって、こういった施設があります、こういった問題になったらこういった相談コーナーに問い合わせてくださいと記載しております。また、問合せ先は何ページを見てくださいとページも記載されておりますので、そういった使い方をしていただければと考えております。  以上でございます。 375: ◯天野委員長 清水(英)委員。 376: ◯清水(英)委員 最初に申し上げたとおり、本当に市町村での取組としては際立った取組で、知り合いの方、専門家の方に見ていただきましたけれども、専門家の方から見ても非常に勉強になると、そういったものになっているというふうに褒めていただきました。  すばらしい取組だということでもありますし、活用もこれまでに増して当たらせていただきたいということもありますし、こちらのほうの37ページに、例えば労働法クイズ、○×クイズということで、職場でこれこれこういうことがあったけれども、法律に照らして○か×かということをクイズにされたりとか、そのことで、働いている人たちが今置かれている状況が法律に照らしてどうなのかということに気づけたりとか、本当にいろんな工夫をしていただけていると思います。これからもこうした取組を大切にしていただいて、また活用を進めていただきたいと思います。  以上です。 377: ◯天野委員長 荻原委員。 378: ◯荻原委員 それでは、よろしくお願いいたします。  3点だけ、簡単に行いたいと思いますけど、まず1点目が雇用の関係です。  今、清水(英)委員のほうからも、コロナ禍で雇用は大変だという話がありましたが、私もこれはそう思います。経営者も大変、従業員も本当に大変、この中で雇用創生課の役割は大きいと思うんだけど、去年、何度か企業とのマッチング、ガイダンスのことを質して、1つ去年取り上げなかったのが、留学生や外国人向けの企業ガイダンスをやりましたね。おととしからたしか始まって、2回目をやったと。まず2回目の状況、参加企業とか、人数とか、成果とか、その辺について教えてください。
    379: ◯天野委員長 宮川雇用創生課長。 380: ◯宮川雇用創生課長 荻原委員のおっしゃるとおり、令和2年度が2度目になります。令和元年度におきましては甲府市独自の開催となっております。令和2年度におきましては、ハローワーク甲府管内、5市1町の共同で連携し、留学生と一般の外国人向けの求職者の方を対象に就職ガイダンスを開催いたしまして、コロナ禍の中ではありましたが、新型コロナウイルス感染症対策もしっかりする中で、マスクの着用はもちろんですが、消毒、また机の距離を離すとか、フェースシールドを着用するといった対策を取りながら、参画企業が17社、参加求職者が31名、内定をいただいた方は1名に至っております。  以上でございます。 381: ◯天野委員長 荻原委員。 382: ◯荻原委員 内定が1名ですね。なるほど。  まずは、新型コロナウイルス感染症対策をしっかりしながら開催していただいて御苦労さまでした。やっていただいて、私はよかったと思います。去年から5市1町かな、これは、コロナ禍だから、なかなか人が集まらないからそういうふうにやったのか、それとも何か別の観点から合同にしたのか。私は、自治体の境目ってあまり関係ないから、合同でやることはいいことだと思うんだけど、何かその辺のいきさつがあれば教えていただけますか。 383: ◯天野委員長 宮川雇用創生課長。 384: ◯宮川雇用創生課長 まず、第1回目に開催したとき、令和元年度ですが、企業数が12社参加いただきまして、参加者は27名という結果でした。当時は新型コロナウイルス感染症は全く影響なかったのですが、今年度、新型コロナウイルス感染症の影響とか、あとハローワーク甲府管内で考えてみたらどうかという意見も部内でもございまして、じゃあ、ということでありましたので、まずハローワーク甲府管内の4市1町に声をかけまして、こういう企画でやりたいと思っているんですが、参加の希望はいかがでしょうかと問い合わせたところ、まず就職ガイダンスをしたことがない町や市がございまして、ぜひ参加したいという御希望もいただき、開催に至ったという経過がございます。 385: ◯天野委員長 荻原委員。 386: ◯荻原委員 声をかけてよかったですね。何度も言うけど、連携中枢都市を標榜して頑張るわけだから、それはぜひ地域のみんなに声をかけて、いろんなことに共同で取り組んでいけばいいかなと思っています。  先ほど令和元年は27人が参加と。市長の掲げるこうふ未来創り重点戦略プロジェクトNEXTだと、たしかそのときは目標が30人で、27人。実は去年は目標が甲府市単独で40人だったけれども、4市1町で31人。これはコロナ禍で本当にやむを得ないことなので、ここは目標に届かなくても、当然、こういうことでいいなと。  ただちょっと気になったのは、31人の中で内定がお一人だけだったということで、かなりこれは厳しいんじゃないのかなと。これはどんなふうに受け止めていらっしゃるのか。中には国へ帰っちゃって、こっちで就職したくても足止めだとか、いろんなケースがあるけれども、まず、この1人ということに関してはどんなふうに受け止めていらっしゃいますか。 387: ◯天野委員長 宮川雇用創生課長。 388: ◯宮川雇用創生課長 学校を回らせていただいて御案内させてもらいましたが、まず留学生が入国できないという問題もありまして、またさらに、留学生もやはり不安で本国に帰りたいという声も大きかったと認識しております。また、企業のほうにも問合せとか、直接お電話させていただいたり、参加していただけませんかという御案内もさせていただいたんですが、やはりコロナ禍で、今年は勘弁させてくれとか、もうちょっと状況を見て雇用対策を続けたいという企業が多く見受けられましたので、大きな要因はあると思います。  以上です。 389: ◯天野委員長 荻原委員。 390: ◯荻原委員 了解いたしました。これは仕方ないですね、これは本当に新型コロナウイルス感染症の影響で、いかんともし難いと思っています。ただ、これは企業の努力に負うところが大きいんだけど、リモートで海外の人と面接をして採用されたりとか、いろいろな工夫をやっているところもあります。ぜひ甲府市のほうでも企業の採用活動もバックアップをしていただきたいと思います。今は海外と往来できないけど、今、そうやって種をまいておけば、コロナ禍が収まってきたときに、市長の言う「世界がつながるまち」そんな位置づけにもなると思うので、ここは要望ということで、引き続きの取組をお願いしたいと思います。  労働の関係で2点目でありますけれども、ワーカーズコープに関して伺いたいと思います。  去年の12月、臨時国会があって、そこで労働者協同組合法という法律が全会一致で通ったと。簡単に言うと、労働者協同組合というのは、労働者本人が出資をします、労働者本人が経営に携わる、経営を決定します、自分が働きますと、そういう形態の働き方で、今まで株式会社だと、出資する人がいて、経営する人がいて、それで働く人がいるという形で、資本と経営と労働が分離されて、それはそれでもちろんいいわけだけど、全く新しい形の働き方だと。これは働き方改革にももちろんなるわけでありますし、そういう協同組合を作って地域のいろんな課題を解決していくことも期待をされているわけだけれども、まず、この法制定を受けて、甲府市としてはどんなふうに受け止められていらっしゃるのかを伺いたいと思います。 391: ◯天野委員長 宮川雇用創生課長。 392: ◯宮川雇用創生課長 この労働者協同組合法ですけども、経過としては、我々も調べたのですが、平成21年3月の市議会定例会本会議に、荻原委員より提出された「協同労働の協同組合法」の速やかな制定を求める意見書が全会一致で可決され、国に提出されました。それが12年を経て、昨年の暮れに労働者協同組合法が可決されました。いわゆるこれがワーカーズコープというふうに認識しております。  先ほど荻原委員も言われましたが、ちょっと重複するかもしれませんが、5人の方がこの組合を作りたいといった場合、5人の方が出資されます。これも一口お幾らというふうに基準を決めての出資となります。その5人が今度は経営に当たることになり、みんな平等に意見を述べることができます。そして最後は、この5人が労働者として自分の会社の仕事をしていくという組合となっております。  今までの企業の考え方は、確かに言われましたとおり、資本を出資する方がいて、経営者が会社を回します。経営者は雇用者と雇用契約を経て、労働者がいて、労働者が仕事を行い、出資者に配当が戻っていくというのが今までの会社でしたが、本当に斬新な考え方であると捉えております。ただ、まだ昨年の暮れに可決した法案ですので、まだ国の中でも浸透が薄いかなとは認識しております。  以上でございます。 393: ◯天野委員長 荻原委員。 394: ◯荻原委員 調べていただいてありがとうございます。私も思い出しました。12年前ですよね。本当に僣越ながら私が提案させていただいて、全会一致で議員の皆さんに御承認というか、賛同いただいて、そのときにお世話になった議員の方には本当にこの場でお礼を申し上げたいなと思います。  あれから幾歳月、やっと法律ができて、今までは、この働き方だと、資本で参加しちゃっているから、いわゆる労働法制の保護の対象外というんですか、別に最低賃金は適用されません、あなたは資本家でしょうとなってしまっていた。だけど今度は、しっかりといろんな形で法整備がされたから、この働き方が劇的に進んでいくんじゃないかなと、大いに私は期待しているんです。  特に、先ほど言ったように、私のイメージで捉えると、十何年前から出てきた発想だけども、いろいろな地域の課題を解決するコミュニティビジネスの、大きな担い手になっていくんじゃないのかなと思っているんですよ。今までNPO法人なんかがよくこういうコミュニティビジネスをやっていたけど、結局NPOの場合、自分で資本が出せないから例えば寄附に頼らざるを得ない。寄附が集まらなければボランティアで全部やるなんていうことになると、これは尊いことですよ、物すごく尊いことですけど、なかなか続かない部分もありますから、こちらはきちんとコミュニティビジネスを仕事として行って、賃金とか利益とかが出てくるので、これは大いに期待をしているんです。  今、宮川雇用創生課長さんもおっしゃったように、私にとっては長い12年だけど、国会で法律が通ったばかりで、甲府の市民の方をはじめ、なかなか浸透しないというところなんですが、実はこれ、広島県広島市の例では、法律の施行の6年ぐらい前からですか、こういう団体を支援して、協同労働の方法で地域の活性化を行っているということです。ぜひこれは、甲府市としても、今、揺籃期という言い方でいいのかな、立ち上げの時期だから、いろんな形で支援をしていただきたい。ずっと支援しなくてもいいんだけど、今の一時的なことで、何かそういうことをやっていってもらいたいと思うんですよ。  この間、実は政友クラブで会派の勉強会をやって、リモートで、東京のこういった組織のトップの方からお話を伺ったんですが、やはり行政に対しても期待もあります。行政のいろいろな手が回らないことを受託して、山梨県内でも実はもう動き始めているところもあります。そこで、本市のほうでも何か、これから育っていくようなことをしてもらいたいなと思っているんだけども、取組についてぜひ前向きに考えてもらいたいんだけど、いかがですか。 395: ◯天野委員長 宮川雇用創生課長。 396: ◯宮川雇用創生課長 まず、このワーカーズコープの理念であります協同労働という考え方がございます。また出資もするということもあり、リタイアされた方が地域の住民とコミュニティを作りながら労働者協同組合を作っていく方法が長続きするのではないかなと考えております。特に利益を持たない組合でございますので、安価な賃金で地域に貢献できる事業ができるのかとも考えておりますけれども、まだ、この協同労働という新たな働く形態といいますか、そういった普及がなされていないと捉えております。先進地であります広島県広島市では非常に普及しているのですけれども、甲府市のことを調べましたところ、まだ1件もそのような組合が存在しておりません。山梨県内には二、三、存在しているというふうには認識しております。  やはり本事業の目的を達成するためにも、まず職員、そして市民の方に、この協同労働という新しい働き方を理解してもらいまして、立ち上げの際には、個別プロジェクトの一貫性である労働者協同組合法にありますように、持続可能で活力ある地域社会の実現に資するというのが法の目的にございますので、そういったものに沿えるようになっていければと思っているのですが、まずは、この新しい働く形態として労働者の協同組合というものがありますということを市民の方に浸透していきたいと思いますので、こういった働き方がありますという、本市ホームページや広報こうふを通じて、広報活動に努めていきたいと考えております。  以上です。 397: ◯天野委員長 荻原委員。 398: ◯荻原委員 了解しました。まずいろいろ知っていただくために、ぜひ広報等への取組をお願いしたいなと思っています。また、これは会派としても、引き続きこのテーマにはみんなで取り組んでいきたいと思っておりまして、これからも取り上げていきたいと思いますから、何とぞよろしくお願いしたいと思います。  産業部関係で最後の質問でありますけれども、商工業のことについて、商工業の活性化、特に甲府商工会議所とのいろんな連携ということについて伺いたいなというふうに思っています。  先ほど来、コロナ禍の話も出たり、坂本委員からは商店街の話や、岡委員から「稼ぐまち甲府」というような話も出ました。この1年は、私も自分で商売をやっているから分かるんですけど、去年のちょうど3月からがくんと来まして、どこも一緒だと思います。大変でしたね、1年間。本市は、がんばろう甲府!最大30%戻ってくるキャンペーンをされたり、甲府に泊まろうキャンペーン、あるいは制度融資で緊急の融資をやっていただいたり、いろいろ頑張っていただいているとは思っているんですね。  今、ここでもっているのはなぜかと言うと、積極的に新型コロナウイルス感染症対策の融資をやって、政府のほうも力を入れて、お金をみんなが何とか借りて、それでもっているということです。ところが、もらったものじゃないので、早いものはもう今年の4月、5月ぐらいからですか、返済が始まるんですね。甲府市の制度融資でも1つ始まるものがあります。据置きがあっても来年、再来年には始まると。恐らくそうなってくると、追加融資とか、リスケジュールとか、いろいろな話も出てきたり、産業全般、特に商工業でここは伺いますけども、これからが大変なことになっていくんじゃないかなと危惧しています。  そこで、コロナ禍で今どうなのか、あるいはこれから政府も業態や業種の転換に補助金を出してきたり、いろいろな動きがあるけれども、甲府市として、今、どんな認識なのかをまずお聞きしたいなと思います。 399: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 400: ◯里吉観光商工室長 新型コロナウイルス感染症の確認がされてから1年を経ておりますけども、巣籠もり消費という増加の顕著な部分のある一方で、日本銀行甲府支店の調査でもありましたように、景気の持ち直しの動きが一服していると、そういった総括がありました。今年1月に再び発出された緊急事態宣言の影響などを受けて、地域経済を取り巻く環境は、飲食業をはじめ、様々な分野で依然として厳しい状況にあるかと思います。  荻原委員がおっしゃられたように、業態転換等についても国も力を入れているということですので、新しい形での事業継続についても今後注視しながら、甲府市としても取り組むことは進めていきたいと考えております。 401: ◯天野委員長 荻原委員。 402: ◯荻原委員 本市としても、新しい業態、ポストコロナ、ウィズ・コロナ、そういうことも念頭に置いて取り組んでくださるという趣旨だったと思います。大変これはありがたいことですし、もちろん本市の様々な支援策というのはすばらしいと思うんだけれども、やっぱり厳しいときには、外部の商工団体等といろいろな形で連携を取っていくということも非常に大事だろうと思っています。  今日はちょっと甲府商工会議所の話をしたいんですけど、これは何でかというと、去年、望月大輔委員長率いる新型コロナウイルス感染症対策特別委員会で、私も末端の委員として甲府商工会議所へお邪魔をして、意見交換をしたんです。私がそのときに、本市の当局と甲府商工会議所との関係を伺ったら、甲府以外のまちはもっと関係が近いということでした。類似都市だと、お金でいくと5,000万円ぐらい出しているところもあるというようなことを聞いて、私、ちょっと調べていただいたんですよ。商工会議所とか商工会に、どのぐらい市から、あるいは自治体からお金が出ているかということで、甲府市はもちろんゼロ円じゃなくて、運営費はゼロ円だけども、事業に対する補助金が150万円ぐらい出ているということでしたが、例えば近くの北杜市では、商工会に対して運営費と事業費併せて大体3,000万円出ています。甲斐市でも大体2,790万円、3,000万円近く出ていて、商工会議所は、もう1か所、山梨県内では富士吉田市にあって、そちらでは600万円出ているということですから、甲府の4倍ぐらいのお金が出ているということです。  これ、お金の話だけではなくて、少しそういう連携不足のところがあるのかなと思うんです。昔の話を聞くと、甲府市からもある程度は甲府商工会議所へお金が出ていたけども、途中からだんだんなくなってきたということですが、なくなってきたという経緯が分かれば教えてもらいたいんだけれども、もう少しここは何か検討していく余地があるんじゃないのかなと思っています。向こうはやはり商工業の専門家なので、特にこういうコロナ禍の厳しい時代には、より一層、一緒に何か事業を行って支えていくということが求められると思うんだけれども、そんなことも含めてお答えをいただきたいと思うんですけども。 403: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 404: ◯里吉観光商工室長 今、荻原委員の質問の中にもありましたけれども、過去に商業団体組織強化に関わる補助金、あるいは中小企業相談所の運営費の補助金などがあったことは承知しています。詳細は承知しておりませんが、甲府商工会議所は多くの会員の会費によって自走していただいていること、また、これまでも何度となく行われてきた本市の補助金の見直しの経過の中で現在の形になっているのではないかと考えております。  今日の地元紙の記事にもございましたけども、オフィスdeランチということで、甲府商工会議所と甲府市の連携事業を行っておりますし、これまで甲府商工会議所が行ってきたクラウドファンディング、あるいはこちらで行ってきました甲府市事業継続家賃補助事業、そういったものをお互いに情報発信しながら連携してきたところでもございます。  金額の多寡ということではなく、まちの商工振興に関わる事業に取り組んでいただく際に、補助金を支出すべき場合には検討していくことには当然なるかと思います。他市の状況から見ても、様々な連携の結果、他市で多額の補助金が支出されているとすれば、まだまだ本市のほうで連携するという余地はあるのではないかと考えております。  以上でございます。 405: ◯天野委員長 荻原委員。 406: ◯荻原委員 連携の余地がまだあるということですから、ぜひこれは前向きに考えていっていただきたいと思っています。  昔は、お金だけじゃなくて、やっぱり人も結構交流があって、こうふ博‘89の前に、マウントピア‘84未来をひらく工業展でしたか、甲府市総合市民会館ができる前にあの場所で博覧会を開催しましたが、あのときは、たしか甲府商工会議所の職員の方が甲府市に来ていたと思いますし、その前は、甲府の駅ビルができるときには甲府市の職員の方が甲府商工会議所へ派遣されて、向こうで仕事をしていました。そういういろいろな交流があって、甲府商工会議所へ行っていた職員の方は私もよく知っている方だったので話を聞いたところ、現場のそういう生の声や皮膚感覚も含めていろいろなことが勉強になって、本市の施策にもこれは当然生かせるということでした。例えば財源がなくて補助金を支出することができないということであれば、人をお互いに今のような形で交流させるといったことが必要なんだろうと思うんです。  なぜいろいろ言うかというと、起業する女性に対して甲府市が制度融資をする女性おうえん資金制度を去年設けたと思います。恐らく、私が調べた限りだと、実績がゼロ件なんですよ。もちろんコロナ禍で起業は厳しいとか、いろいろ事情はあるでしょうけど、やはり知らない方も大勢いて、何か事業をやりたいというときに、なかなか市役所に来て、いい補助金ありますかとか、融資ありますかということは、普通は言わないですね。だから、銀行へ行ったりとか、商工会議所とか商工団体へ行く。せっかくのいい制度だと思うので、例えばそういうところともう少し密に連携していれば、もっと有効に使うこともできるんじゃないかなと、そんなふうに考えたので今のような提案をいたしました。そこのところも踏まえて、もし何かお考えがあれば伺って終わりにしたいと思いますが、いかがですか。 407: ◯天野委員長 里吉観光商工室長。 408: ◯里吉観光商工室長 荻原委員のおっしゃられたように、現場の声というのは非常に大事だと考えております。私どももできるだけ、甲府商工会議所をはじめ、金融機関なり、そういったところの方と会う際には、様々な声を聞くようにはしております。人の派遣についてはなかなかこの場で申し上げることは難しいですけども、今後も密に連携をしていきたいと考えております。  以上でございます。 409: ◯天野委員長 それでは、以上で産業部の所管事項について調査を終了いたします。  産業部の方々にはお引取りを願います。御苦労さまでした。  以上をもって、所管事項の調査を終了いたします。  次に、閉会中継続審査となっております請願について審査を行います。  請願第1-6号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める請願を議題といたします。  請願の内容につきましては、お手元に資料が配付いたしてありますが、取扱いについて御意見をお伺いいたします。  清水(英)委員。 410: ◯清水(英)委員 請願第1-6号についてですけれども、経済の主役であるところの個人消費を温めるということが経済振興のために必要だと思いますし、また、働く方たちの多くが働いている中小企業において最低賃金の改善を進めていくということが、経済のためにも、また暮らしのためにも大切だと思います。あわせて、中小企業の皆さん、今、非常に大変でありますので、最低賃金の改善を実現するための支援を求めるということが必要だと思います。したがいまして、この請願、願意妥当でありますので、採択でお願いいたします。 411: ◯天野委員長 坂本委員。 412: ◯坂本委員 現在、新型コロナウイルス感染症の拡大は、緊急事態宣言などにより、全国的にもピーク時よりも多少は落ち着きつつあるように感じられ、下げ止まりの傾向にあるものの、まだまだ油断できない状況であります。このような中、前回の令和2年12月定例会の経済建設委員会でも述べましたが、本市の企業は中小企業が中心であり、経営も非常に厳しい状況が続いているところが大半でありますので、本請願については、その時期等も踏まえ、慎重に審査しなければならないと思いますので、継続審査でお願いいたします。 413: ◯天野委員長 ほかに御意見ありませんか。                (「なし」と呼ぶ者あり) 414: ◯天野委員長 それでは、これをもって意見交換を終結いたします。  ただいま継続審査を求める意見と採択を求める意見が出ております。  それでは、まず、継続審査についてお諮りいたします。  本件を閉会中の継続審査とすることに賛成の委員の起立を求めます。                   (賛成者起立) 415: ◯天野委員長 起立多数であります。  よって、本件は閉会中の継続審査とすることに決しました。  以上で、当委員会に付託されました請願の審査を終了いたします。  なお、委員長報告については、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 416: ◯天野委員長 御異議がございませんので、そのようにさせていただきます。  次に、当委員会の閉会中の継続審査及び調査申出事項については、お手元に配付いたしました内容に、先ほど継続審査となりました請願を加えた内容でよろしいでしょうか。               (「異議なし」と呼ぶ者あり) 417: ◯天野委員長 それでは、御了承いただきましたので、そのようにさせていただきます。  傍聴人に申し上げます。  以上で傍聴の申出がありました審査及び調査が終了いたしましたので、申出の傍聴人は退出をお願いいたします。御苦労さまでした。  御協議願う事項は以上でございます。  なお、委員の皆様には、散会後に、今年度、市民と議会の交流会においていただきました御意見等について御協議いただきたいと思いますので、しばらく自席にてお待ちください。  それでは、以上をもちまして経済建設委員会を散会いたします。                午後 3時26分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...